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J-GLOBAL ID：200902230627158146   整理番号：09A0727576

カニシェルからのα-キチンとして均一幅を有するキチンナノファイバーの調製

Preparation of Chitin Nanofibers with a Uniform Width as α-Chitin from Crab Shells

著者 (7件)： IFUKU Shinsuke (Tottori Univ., Tottori, JPN) ,  NOGI Masaya (Kyoto Univ., Uji, JPN) ,  ABE Kentaro (Kyoto Univ., Uji, JPN) ,  YOSHIOKA Masafumi (Tottori Univ., Tottori, JPN) ,  MORIMOTO Minoru (Tottori Univ., Tottori, JPN) ,  SAIMOTO Hiroyuki (Tottori Univ., Tottori, JPN) ,  YANO Hiroyuki (Kyoto Univ., Uji, JPN)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 10  号： 6  ページ： 1584-1588  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カニシェルからのキチンナノファイバーの調製について検討した。Paralithodes camtschaticus(赤タラバガニ)のシェル粉末を,KOH溶液次いでHCl溶液で処理した。さらにKOH溶液で処理して,キチンを得た。収率はカニシェルに対して12.1重量%であった。得られたキチンを1重量%で水に分散し,グラインダーを通してキチンナノファイバーを調製した。得られたキチンナノファイバーの特性を,走査電子顕微鏡(SEM),元素分析,X線回折(XRD),FTIR分光法などにより評価した。検討の結果,本プロセスによるキチンナノファイバーは,約10-20nmの均一な幅及び高いアスペクト比を有することが分かった。また,N-アセチル基が除去されてないため,α-キチン結晶構造を維持していることなどが明らかになった。

シソーラス用語： シェル ,  *ナノファイバ ,  *キチン ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  FTIR分光法 ,  *カニ ,  *異尾類 ,  元素分析 ,  結晶構造 ,  アスペクト比 ,  幅
準シソーラス用語： *タラバガニ

分類 (1件)： 多糖類  (CF10054P)

タイトルに関連する用語 (5件)： カニ ,  シェル ,  α-キチン ,  キチンナノファイバー ,  調製