抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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レーズン,酒粕,ヨーグルトその他果実に付着している酵母を培養して液種,つづいて小麦粉を加えて元種を作り,炭酸ガスの発生量の測定により酵母活性を求めた。酒粕,レーズンの元種100g中の酵母量は製パンに広く用いられているインスタントドライイースト1.0~2.0gに相当し,市販の天然酵母(ホシノ天然酵母)とほぼ同程度であった。製パンでは小麦粉100に対してドライイースト0.6~の割合で加えられるが元種では10以上を要した。パン容積はドライイーストの85%程度で少し低いが天然酵母特有の香りとしっかりした食感があった。ヨーグルトその他の果実の液種は酵母量が少なく,製パンにはインスタントドライイーストの併用が必要であった。(著者抄録)