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J-GLOBAL ID：200902232444689986   整理番号：09A0396824

シグナルアダプターであるDAP10はMDL-1と会合してDAP12と協同的に破骨細胞形成をトリガーする

Signal adaptor DAP10 associates with MDL-1 and triggers osteoclastogenesis in cooperation with DAP12

著者 (11件)： INUI Masanori (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KIKUCHI Yuki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  AOKI Naoko (Asahikawa Medical Coll., Asahikawa, JPN) ,  ENDO Shota (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MAEDA Tsutomu (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SUGAHARA-TOBINAI Akiko (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  FUJIMURA Shion (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NAKAMURA Akira (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KUMANOGOH Atsushi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  COLONNA Marco (Washington Univ. School of Medicine, MO) ,  TAKAI Toshiyuki (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 12  ページ： 4816-4821  発行年： 2009年03月24日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： YINM共刺激モチーフをもつDAP10は破骨細胞形成を促進するシグナルアダプター分子であることを解明した。DAP10^-/-マウスは加齢と共に大理石骨病になり,それと共に破骨細胞が減少した。破骨細胞のDAP10と会合する受容体を骨髄系DAP12関連レクチン1(MDL-1)と同定した。細胞表面でのMDL-1発現はDAP12に依存し,DAP10により高まった。DAP10はMDL-1-DAP12/DAP10三分子複合体を形成したが,DAP10の会合はDAP12にほぼ完全に依存した。MDL-1は破骨細胞形成の正の調節因子として機能した。複合体内にITAM/YINM刺激/共刺激モチーフをもつ三分子複合体は骨格疾患や炎症性疾患の新しい治療ターゲットとなる可能性がある。

シソーラス用語： レクチン ,  *アダプタータンパク質 ,  *細胞分化 ,  ノックアウトマウス ,  加齢 ,  遺伝病 ,  骨硬化症 ,  タンパク質複合体 ,  分子間相互作用 ,  タンパク質 ,  *破骨細胞形成 ,  大理石骨病 ,  ITAM ,  免疫応答 ,  *DAP10蛋白質 ,  DAP12蛋白質 ,  *分化 ,  *発生生理 ,  実験動物 ,  マウス ,  結合組織病
準シソーラス用語： 免疫反応 ,  *DAP10 ,  MDL-1【レクチン】 ,  DAP12 ,  YINM

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (8件)： シグナル ,  アダプター ,  DAP10 ,  会合 ,  DAP12 ,  協同 ,  破骨細胞形成 ,  トリガー