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J-GLOBAL ID:200902233468587889   整理番号:08A1145221

ガラス転移と物理的時効処理間のポリL-乳酸の立体配座と微細構造特性

Conformational and microstructural characteristics of poly(L-lactide) during glass transition and physical aging
著者 (7件):
資料名:
巻: 129  号: 18  ページ: 184902  発行年: 2008年11月14日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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温度可変Fouier変換赤外(FTIR)分光法と13C固体状態NMR分光法によってポリL-乳酸(PLLA)のガラス転移と物理的時効処理過程を調べた。温度依存FTIR強度からPLLAのガラス転移温度(Tg)を旨く決定できた。Tg近傍で,スペクトル線強度対温度プロットの傾斜に明確な変化を検出した。FTIR結果はガラス転移分域以上に加熱すると共にエネルギー上好適なgauche-trans(gt)配座異性体がエネルギー上不適切なgauche-gauche(gg)対応品へ再配列し,Tg以上の温度で一層明確になることを示唆した。そのほかに,1267/cmのバンドは加熱時に他のバンドと異なる傾向の変化を示し,一層感受性になるPLLAにおけるエネルギー上不適切なgg配座異性体のνas(C-O-C)+δ(CH)振動モードに割り付けた。時効処理と脱時効処理PLLAのFTIRスペクトルを比較することによって,高から低エネルギー配座異性体,すなわちggからgtへ再配列が物理的時効処理によって起こることを実証した。13Cスピン緩和測定は緩和速度分布が時効処理と共に広がり,局所配向分域が物理的時効処理間に形成されるという先の示唆と一致した。立体配座状態と微細構造における大きな変化のため,時効処理試料ではTg近傍に加熱するとFTIR強度が極めて突然変化する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学  ,  高分子のスペクトル 

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