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J-GLOBAL ID:200902234273474474   整理番号:09A0502597

多湿性アジアにおける無機化性および難無機化性土壌有機物の制御因子

Factors controlling potentially mineralizable and recalcitrant soil organic matter in humid Asia
著者 (3件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 243-251  発行年: 2009年04月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アジアの高湿地域における土壌有機物の動態を理解する目的で,幾つかの土壌および気象特性を調べ,無機化可能な有機炭素(PMC)と有機窒素(PMN)ならびに難無機化有機炭素(ROC)と有機窒素(RON)の含量を推定した。タイ,インドネシア,日本の畑地および森林から89の表層土サンプルを採取し,恒温恒湿環境下で133日間インキュベートして,土壌からの二酸化炭素発生量および無機態窒素をモニターした。二酸化炭素と無機態窒素の累積曲線に適合するモデルを用いて,PMCおよびPMNを測定した。また,ROCとRONは,総炭素および総窒素からPMCおよびPMNを差し引くことで得た。土壌特性については,pH,砂土,シルト土,粘土の含量,酸性シュウ酸可溶性のケイ素,アルミニウムおよび鉄含量,軽画分(LF)および重画分(HF)の炭素および窒素含量,LFおよびHFのC/N比などについて調べた。考慮した気象特性は,年間の平均気温と平均降水量であった。多重回帰分析および逐次法を行った結果,PMCおよびPMNは,LFにおける炭素および窒素含量(LFC,LFN)と粘土含量によって良く推定できた。PMCおよびPMNは,森林土のLFCとLFN,および畑地中の粘土のLFCとLFNによって良く推定された。ROCとRONを制御する主因子は,軽画分中の有機成分,非晶質成分および粘土などの含量であり,当該地域における難無機化性有機物含量の推定では,その起源物質の特性が重要であることがわかった。
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