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J-GLOBAL ID：200902234310208070   整理番号：08A0908715

広古細菌Pyrococcus furiosusのウラシル-DNAグリコシラーゼと増殖細胞核抗原との物理的および機能的相互作用

Physical and Functional Interactions between Uracil-DNA Glycosylase and Proliferating Cell Nuclear Antigen from the Euryarchaeon Pyrococcus furiosus

著者 (7件)： KIYONARI Shinichi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KIYONARI Shinichi (BIRD-Japan Sci. and Technol. Agency, Fukuoka, JPN) ,  UCHIMURA Maiko (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SHIRAI Tsuyoshi (Nagahama Inst. of Bio-Sci. and Technol.) ,  SHIRAI Tsuyoshi (BIRD-Japan Sci. and Technol. Agency, Shiga, JPN) ,  ISHINO Yoshizumi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  ISHINO Yoshizumi (BIRD-Japan Sci. and Technol. Agency, Fukuoka, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 35  ページ： 24185-24193  発行年： 2008年08月29日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウラシル-DNAグリコシラーゼ(UDG)は複製中心でPCNAとの相互作用によりDNAからウラシルを除去する反応を開始することが知られている。UDGとPCNAの相互作用を広古細菌Pyrococcus furiosusを用いて解析した。表面プラズモン共鳴によれば,両蛋白質は直接結合した。UDG活性は野生型のPCNA三量体で増加したが,PCNAをD143A/D147A変異して三量体形成を阻害すると活性化されなくなった。他のPCNA結合蛋白質との配列との比較からUDG表面にあるAKTLF156領域がPCNA結合部であると予測して,実際にこの部分を変異するとPCNAに結合できなくなった。以上の結果から,UDGはPCNAに直接結合して活性化されることが示された。

シソーラス用語： *DNAグリコシラーゼ ,  *増殖細胞核抗原 ,  古細菌 ,  プラズマ共鳴 ,  タンパク質結合 ,  結合部位 ,  アミノ酸配列 ,  DNA損傷 ,  除去修復
準シソーラス用語： Pyrococcus furiosus ,  *ウラシルDNAグリコシラーゼ ,  表面プラズモン共鳴法

分類 (1件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 古細菌 ,  Pyrococcus ,  ウラシル-DNAグリコシラーゼ ,  増殖細胞核抗原 ,  物理 ,  相互作用