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J-GLOBAL ID:200902234874588620   整理番号:08A1253417

稠密地震観測による2007年新潟県中越沖地震の震源域での速度不均質構造及び複雑な余震分布のイメージング

Imaging heterogeneous velocity structures and complex aftershock distributions in the source region of the 2007 Niigataken Chuetsu-oki Earthquake by a dense seismic observation
著者 (8件):
資料名:
巻: 60  号: 11  ページ: 1111-1116  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2007年新潟県中越沖地震(衝上型)の震源域における速度構造及び正確な余震分布が,本震の直後(8時間後)に設置された稠密地震観測網により観測された848回の余震の到着時刻のインバージョンにより得られる。詳細な速度構造及び正確な余震分布の両方とも,断層の走向に沿った水平方向の不均質を示す。北東の領域では,余震は北西及び南東の両方の傾斜面に沿って配列する。これらの面は互いに共役である。本震の震源は約50°北西に傾斜した面の底部付近に位置しており,これは本震の破壊が北西に傾斜した面上で開始した可能性を示唆する。この余震配列の下の高いVp体は上に凸の形状を示す。対照的に中央から南西の領域では,余震の大部分は南東に傾斜した面に沿って配列する。この余震配列の下の高いVp体は下に凸の形状を示す。これらの結果に基づき,震源域の地殻構造が北東及び南西の領域の間に位置する境界帯により2つのセグメントに分割されることを提唱する。多数の共役断層面が存在する複雑な余震帯にこのセグメント境界帯が一致することに注意すべきである。本震の破壊は北西に傾斜した断層面の底部で開始して南西に伝わり,南東に傾斜した面に対して多数の共役断層面が存在するセグメント境界帯に伝搬したことを提唱する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地震活動 

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