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J-GLOBAL ID：200902236555670295   整理番号：09A0771656

加熱処理したLactobacillus crispatus KT系統はマウスのアレルギー症状を低減する

Heat-Treated Lactobacillus crispatus KT Strains Reduce Allergic Symptoms in Mice

著者 (4件)： TOBITA Keisuke (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  TOBITA Keisuke (Kitii Co., Ltd., Kanagawa, JPN) ,  YANAKA Hiroyuki (Kitii Co., Ltd., Kanagawa, JPN) ,  OTANI Hajime (Shinshu Univ., Nagano, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 57  号： 12  ページ： 5586-5590  発行年： 2009年06月24日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Lactobacillus crispatus KT系統を加熱処理して,マウスのアレルギー応答性に及ぼす影響を検討した。それらをNC/Ngaマウスに投与すると,血清IgE濃度はどの細菌ももたないマウスよりも低かった。KT-11の投与はマウスのひ臓インターフェロン-γ⁺CD4⁺/インタロイキン-4⁺CD4⁺の比が最も高く,C3H/HeNマウスのパイエル板細胞中のToll様受容体2,ヌクレオチド結合オリゴマー化ドメイン1及び2も増加させた。これらの結果より,L. crispatus KT-11は,Toll様受容体2,ヌクレオチド結合オリゴマー化ドメイン1及び2を媒介として,1型及び2型のヘルパーT細胞のバランスを調節して,C3H/HeNマウスのアレルギー症状を低減することが示唆された。

シソーラス用語： マウス ,  *アレルギー疾患 ,  *熱処理 ,  実験動物 ,  免疫グロブリンE ,  インターフェロンγ ,  インターロイキン ,  Toll様受容体 ,  ヌクレオチド結合 ,  Lactobacillus crispatus ,  NC/Ngaマウス ,  Th1-Th2バランス ,  *ラクトバシラス属 ,  近交系C3Hマウス ,  ネズミ亜目 ,  *微生物 ,  *細菌
準シソーラス用語： *乳酸桿菌属 ,  C3Hマウス

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 加熱処理 ,  Lactobacillus ,  系統 ,  マウス ,  アレルギー症状