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J-GLOBAL ID：200902237332431040   整理番号：09A0920115

指向性固化半ホイスラー(M^a_0.5,M^b_0.5)NiSn(M^a,M^b=Hf,Zr,Ti)合金の熱電気特性

Thermoelectric Properties of Directionally Solidified Half-Heusler (M_0.5^a,M_0.5^b)NiSn (M^a, M^b = Hf, Zr, Ti) Alloys

著者 (3件)： KIMURA Yoshisato (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  UENO Hazuki (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  MISHIMA Yoshinao (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Journal of Electronic Materials  (Journal of Electronic Materials)
巻： 38  号： 7  ページ： 934-939  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： D0277B  ISSN： 0361-5235  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 半ホイスラー化合物は高いSeebeck係数,低抵抗という優れた電気特性を持ち,MNiSn(M=Hf,Zr,Ti)システムはn型熱電気材料として関心を持たれている。本研究の目的は半ホイスラーMNiSn化合物の熱電気特性,特に熱伝導に与えるMサイト原子置換の効果を評価することである。M^a_0.5,M^b_0.5)NiSn合金を,浮遊帯融解法を使った指向性固化によって製作した。格子熱伝導率は(Ti_0.5,Hf_0.5)NiSn合金の時最も効率良く低減した。TiとHfの原子サイズと原子質量の差が最も大きいので,おそらく固溶体効果によるものであろう。さらに,(Ti_0.5,Hf_0.5)NiSnと(Ti_0.5,Zr_0.5)NiSn合金におけるTiリッチとTiプアー半ホイスラー相間の相分離を微細構造観察,化学濃度測定,X線回折で発見した。

シソーラス用語： *ホイスラー合金 ,  結晶成長 ,  指向性 ,  凝固 ,  熱電発電 ,  固溶体 ,  相分離 ,  ニッケル合金 ,  スズ合金 ,  輸送係数 ,  熱起電力 ,  浮遊融解 ,  熱伝導率 ,  X線回折 ,  *熱電効果 ,  *熱電材料 ,  Seebeck係数

分類 (1件)： 熱電デバイス  (NC03090J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 指向性 ,  固化 ,  ホイスラー ,  MA ,  Zr ,  Ti ,  合金 ,  熱電気特性