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J-GLOBAL ID:200902237433868228   整理番号:08A0749424

脊髄小脳失調14型とCa2+恒常性機能障害を起こす突然変異蛋白質キナーゼCγの酵素学的分析

Enzymological Analysis of Mutant Protein Kinase Cγ Causing Spinocerebellar Ataxia Type 14 and Dysfunction in Ca2+ Homeostasis
著者 (10件):
資料名:
巻: 283  号: 28  ページ: 19854-19863  発行年: 2008年07月11日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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常染色体優性の脊髄小脳失調14型(SCA14)の原因はPKCγの変異であり,突然変異はジアシルグリセロール結合部で局在と活性を調節するC1ドメインに集中する。この変異の特性化をした。細胞でムスカリン受容体を刺激すると,野生型PKCγを発現する場合にはチャンネルTRPCによるCa2+流入が阻害されたが,SCA14変異すると阻害されず流入が延長し,変異PKCγは長時間細胞膜に局在した。ほとんどのC1ドメイン変異PKCγはin vitroで恒常的に活性化されたが,in vivoでTRPC3をリン酸化できなかった。全反射蛍光顕微鏡法で一分子の挙動を観察すると,野生型に比べて変異型のPKCγは細胞膜に著しく短い時間しか滞留しなかった。したがって,PKCγのC1ドメイン変異体は細胞膜でのジアシルグリセロールに出会いにくく,その結果,TRPCをリン酸化できずCa2+流入を抑制できないこと,およびこのようなCa2+流入の異常な継続がPurkinie細胞で起こることでSCA14を発症すると推定された。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  細胞膜の輸送 

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