抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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登別市街地キウシト湿原において大型排水路に堰を設置し,湿原の回復状況を調査した。堰の高さは1回目が平水位から30cmであり,2回目はさらに25cm高くした。堰設置前後に水位を観測した結果,堰の設置にともない排水路および湿原の水位が上昇した。その水位上昇は最高水位より最低水位の方が大きかった。キウシト湿原の水位低下は,排水路設置にともなう地下水流出の増加の影響が大きかった。湿原の水位維持には,排水路の水位を高くして地下水の流出を制限することが必要であると思われた。