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J-GLOBAL ID：200902241271338332   整理番号：09A0836118

Photobacterium damselae susp.damselae(公式にはP.histaminum)の低pHでのヒスチジンデカルボキシラーゼ遺伝子の誘導

Induction of the histidine decarboxylase genes of Photobacterium damselae subsp. damselae (formally P. histaminum) at low pH

著者 (5件)： KIMURA B. (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol., Tokyo, JPN) ,  TAKAHASHI H. (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol., Tokyo, JPN) ,  HOKIMOTO S. (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol., Tokyo, JPN) ,  TANAKA Y. (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol., Tokyo, JPN) ,  FUJII T. (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 107  号： 2  ページ： 485-497  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究において,ヒスチジンデカルボキシラーゼをコードするhdc遺伝子クラスター及び標記細菌ATCC51805株の関連遺伝子のクローニング及び転写解析を実施した。その結果,ヒスタミン生産に関与する3つの酵素のヒスチジンデカルボキシラーゼ(hdcA),推定ヒスチジン/ヒスタミン対向輸送体(hdcT)および推定ヒスチジル-tRNAシンテターゼを同定した。hdcA遺伝子は377アミノ酸をコードし,hdcTはヒスチジンを細胞質に取込み,細胞からヒスタミンを排出した。これらの遺伝子の転写物は低pH条件下及び細胞外ヒスチジンの存在で増加した。既報での別の細菌種で示されるように,標記細菌によるヒスタミンの蓄積は脱炭酸反応を介した細胞内プロトンの消費を通して生じた酸ストレスへの耐性をもたらすことを示唆した。この研究により,グラム陰性菌のhdc遺伝子クラスターの転写解析を初めて示した。

シソーラス用語： *発光菌属 ,  グラム陰性菌 ,  *ヒスチジンデカルボキシラーゼ ,  遺伝子クローニング ,  遺伝子発現 ,  組換タンパク質 ,  pH依存性 ,  転写【遺伝】 ,  イオンポンプ【生体】 ,  アミノ酸配列 ,  アミノ酸残基 ,  種差 ,  相同性 ,  ヌクレオチド配列 ,  細胞内蓄積 ,  アミノアシルtRNAシンテターゼ ,  オペロン ,  窒素複素環化合物 ,  第一アミン ,  アミノ酸 ,  オータコイド
準シソーラス用語： *Photobacterium damselae ,  ヒスチジル-tRNAシンテターゼ ,  対向輸送体

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (2件)： ヒスタミン ,  ヒスチジン

タイトルに関連する用語 (5件)： Photobacterium ,  低pH ,  ヒスチジンデカルボキシラーゼ ,  遺伝子 ,  誘導