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J-GLOBAL ID：200902241618157732   整理番号：09A0818100

錯体重合法に基づく高性能セラミックの合成

Synthesis of high-performance ceramics based on polymerizable complex method

著者 (1件)： KAKIHANA Masato (Inst. of Multidisciplinary Res. for Advanced Materials, Tohoku Univ.)
資料名： Journal of the Ceramic Society of Japan  (Journal of the Ceramic Society of Japan)
巻： 117  号： 1368  ページ： 857-862 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： F0382A  ISSN： 1882-0743  CODEN： JCSJEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 優れた超伝導特性,発光強度が優れた蛍光材料及び高活性の水分解光触媒を備えた銅基高Tc超伝導酸化物を作製するため,錯体重合(PC)法を開発した。本PC法は,金属錯体の生成及び引続くクエン酸とプロピレングリコールのようなヒドロキシ-カルボン酸間のポリエステル化に基づいており,そのため,ポリエステル樹脂前駆体の内部の金属種の均一性は分子スケールで保持される。新しい水溶性ケイ素化合物を用いたY₂SiO₅:Ce³⁺,Tb³⁺共活性化蛍光体の合成の例を示した。本PC法は,試験用の期待する化合物を各候補の合成条件を調整することなく作製する効率的な方法である。一連のホストとしての錯体ガリウム酸塩において,代表的に,Tm³⁺活性化蛍光体の可能性を研究する方法を提示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *機能性セラミック ,  *蛍光体 ,  高温超伝導体 ,  ゾル-ゲル法 ,  金属錯体 ,  ポリエステル ,  ケイ酸塩 ,  イットリウム化合物 ,  ドーピング ,  セリウム ,  テルビウム ,  ガリウム酸塩 ,  ツリウム ,  光触媒 ,  分解反応 ,  発光スペクトル ,  反応生成物 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸 ,  ジオール ,  第二アルコール ,  酸化物超伝導体 ,  *錯体重合法 ,  水分解 ,  配位重合体【樹脂】
準シソーラス用語： 配位重合体

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  発光素子  (NC03082G)

物質索引 (2件)： クエン酸 ,  プロピレングリコール

引用文献 (42件)：

• 1) M. Kakihana, M. Yashima, M. Yoshimura, H. Mazaki and H. Yasuoka, J. Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy, 40, 137-145 (1993).
• 2) M. Kakihana, J. Sol-Gel Sci. Tech., 6, 7-55 (1996).
• 3) M. Kakihana, M. Yoshimura and H. Mazaki, J. Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy, 43, 168-177 (1996).
• 4) M. Kakihana and M. Yoshimura, Bull. Chem. Soc. Jpn., 72, 1427-1443 (1999).
• 5) V. Petrykin and M. Kakihana, Sol-Gel Processing, (Handbook of Sol-Gel Science) 77-103 (2004).

タイトルに関連する用語 (3件)： 錯体重合法 ,  高性能 ,  セラミック