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J-GLOBAL ID：200902243456660586   整理番号：09A0605492

DLC膜を用いる新規生体-電子顕微鏡の開発

Development of new bio-electron microscope that uses DLC film

著者 (6件)： KOZUKI Tomotaka (Dep. of Mechanics and Robotics, Fac. of Engineering, Hiroshima International Univ., 5-1-1, Hirokoshingai, Kure City ...) ,  SUGA Hiroshi (Dep. of Mechanics and Robotics, Fac. of Engineering, Hiroshima International Univ., 5-1-1, Hirokoshingai, Kure City ...) ,  NAWACHI Norio (West Region Industrial Res. Center, Hiroshima Prefectural Technol. Res. Inst., 2-10-1, Agaminami, Kure City ...) ,  YAMAMOTO Akira (West Region Industrial Res. Center, Hiroshima Prefectural Technol. Res. Inst., 2-10-1, Agaminami, Kure City ...) ,  TSUTSUMOTO Takahiro (West Region Industrial Res. Center, Hiroshima Prefectural Technol. Res. Inst., 2-10-1, Agaminami, Kure City ...) ,  KOTERA Masatoshi (Dep. of Electronics, Fac. of Engineering, Osaka Inst. of Technol. 5-16-1, Omiya, Osaka City, 535-8585, JPN)
資料名： Diamond and Related Materials  (Diamond and Related Materials)
巻： 18  号： 5-8  ページ： 1019-1022  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： W0498A  ISSN： 0925-9635  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子ビーム源と試料保持器とを切離す隔壁としてDLC膜を用いる新規生体-電子顕微鏡を開発した。次に述べるように,電子ビーム源は真空容器中に組立てることができ,一方観察用の試料は大気圧下にある。上記の目的のためには電子が貫通する薄膜が必要となる。さらに,それは大気圧に耐えるに十分は強さをもち,かつ医学的に安全である必要がある。本研究はこの目的にはDLC膜が最適であることを明らかにした。DLC膜は数μm厚で面積200μm×200μmの場合には大気圧に耐えることができよう。この膜は電子ビームに対して十分に透明であり,また試料の撮像に成功した。これらの特性は電子顕微鏡には非常に望ましいものである。なおまた,電子ビームが空気を通して試料を走査するので,真空系は不要である。従って,この装置は生体細胞を観察するだけでなく既存の電子顕微鏡の適用範囲を広げることもまた可能にするであろうと期待している。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *透過型電子顕微鏡 ,  *生体試料 ,  試料台 ,  分離 ,  *隔壁 ,  *DLC膜 ,  プラズマCVD ,  前駆体 ,  *電子ビーム ,  透過 ,  電圧依存性 ,  *耐圧性 ,  気圧 ,  電子顕微鏡写真 ,  電子線レジスト ,  研究開発 ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： *生体-電子顕微鏡 ,  大気圧 ,  電子像

分類 (4件)： 電子顕微鏡,イオン顕微鏡  (BD02050B) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

物質索引 (2件)： テトラメチルシラン ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (4件)： DLC膜 ,  生体 ,  電子顕微鏡 ,  開発