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J-GLOBAL ID：200902244895241731   整理番号：09A0206125

細胞情報伝達と細胞内局在性に重要なToll様受容体4の単一アミノ酸

A Single Amino Acid of Toll-like Receptor 4 That Is Pivotal for Its Signal Transduction and Subcellular Localization

著者 (10件)： YANAGIMOTO Shintaro (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  TATSUNO Keita (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  OKUGAWA Shu (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  KITAZAWA Takatoshi (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  TSUKADA Kunihisa (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  KOIKE Kazuhiko (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  KODAMA Tatsuhiko (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  KIMURA Satoshi (Tokyo Teishin Hospital, Tokyo) ,  SHIBASAKI Yoshikazu (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  OTA Yasuo (Teikyo Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 284  号： 6  ページ： 3513-3520  発行年： 2009年02月06日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然免疫および適応免疫において重要なToll様受容体(TLR)は微生物病原体に関連する分子パターンをリガンドとして認識するが,TLR4はグラム陰性菌のリポ多糖(LPS)を特異的リガンドとして認識する。マウスのTLR4の712位のアミノ酸置換異でこの分子認識は低下する。TLRはMD-2蛋白質と複合体を形成し,LPSを認識してシグナルを出すが,MD-2が欠失するとTLR4の細胞内局在性が異常になる。TRL4蛋白質の細胞質側末端に局在とシグナルを制御する領域が存在するという仮説を検証するため,ヒトTLR4蛋白質を順次切り詰めた蛋白質および1アミノ酸置換蛋白質をHEK293T細胞で発現し,LPS刺激によりその残基の機能を調べた。Leu815をAlaに置換するとLPSに対する反応性を失い,MD-2と結合できなかった。Leu815が細胞内局在性と情報伝達双方に必要であることを明らかにした。

シソーラス用語： タンパク質 ,  *Toll様受容体 ,  *リポ多糖類 ,  タンパク質結合 ,  アミノ酸配列 ,  部位特異的変異誘発 ,  結合部位 ,  ヒト ,  細胞内分布 ,  MD2 ,  シグナル伝達 ,  *Toll様受容体4
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  LPS受容体 ,  *TLR4

分類 (1件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 細胞情報伝達 ,  細胞内局在性 ,  Toll様受容体4 ,  アミノ酸