文献

J-GLOBAL ID：200902245665963505   整理番号：09A0151763

大気球を利用した微小重力実験システム 高々度気球を用いた微小重力実験システムにおけるドラッグフリー制御

著者 (13件)： 坂東信尚 (宇宙航空研究開発機構) ,  坂井真一郎 (宇宙航空研究開発機構) ,  澤井秀次郎 (宇宙航空研究開発機構) ,  星野慎二 (宇宙航空研究開発機構) ,  田島賢一 (宇宙航空研究開発機構) ,  門岡昇平 (宇宙航空研究開発機構) ,  橋本樹明 (宇宙航空研究開発機構) ,  上野誠也 (宇宙航空研究開発機構) ,  曽子隆博 (宇宙航空研究開発機構) ,  小林弘明 (宇宙航空研究開発機構) ,  藤田和央 (宇宙航空研究開発機構) ,  石川毅彦 (宇宙航空研究開発機構) ,  稲富裕光 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 日本マイクログラビティ応用学会誌  (JASMA)
巻： 26  号： 1  ページ： 29-35  発行年： 2009年01月31日 
JST資料番号： L2202A  ISSN： 0915-3616  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： BOV(Baloon based Operation Vehicle)と呼ばれる気球を利用した微小重力実験システムの制御システムを提案した。BOVは空力抵抗によって発生する加速度の影響を少なくするため二重シェル構造を持った自由落下カプセルを使用している。BOVは気球によって40kmの高々度に運ばれ,自由落下によって30秒の微小重力を生成出来る。微小重力実験部と外側の機体は,機体の固定されたレーザ変位計によって非接触で相対位置を計測できる。この相対位置を一定に保つようにガスジェットで制御する。これによって内部の実験部は外部の影響を受けずに理想的に加速することができ,空気抵抗を受けない微小重力を長時間継続できる。ドラッグフリー制御系の構成について述べ,飛行実験を行った結果を示した。

シソーラス用語： *微小重力 ,  *気球 ,  *ペイロード ,  機体 ,  *自由落下 ,  制御系 ,  ガスジェット ,  抗力 ,  空気抵抗 ,  *シェル構造 ,  *位置制御
準シソーラス用語： レーザー変位計

分類 (1件)： 航空機  (QK06000K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 気球 ,  微小 ,  重力 ,  実験システム ,  高々度 ,  重力実験