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J-GLOBAL ID：200902247939670367   整理番号：08A0359611

相分離を伴うアルコキシ誘導ゾル-ゲル過程とソルボサーマル過程を結合することにより合成したよく定義されたマクロポアとメソ構造骨格を有する結晶性ZrO₂モノリス

Crystalline ZrO₂ Monoliths with Well-Defined Macropores and Mesostructured Skeletons Prepared by Combining the Alkoxy-Drived Sol-Gel Process Accompanied by Phase Separation and the Solvothermal Process

著者 (6件)： KONISHI Junko (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUJITA Koji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUJITA Koji (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  OIWA Satoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKANISHI Kazuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HIRAO Kazuyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 20  号： 6  ページ： 2165-2173  発行年： 2008年03月25日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジルコニウムテトラプロポキシド-HNO₃(65wt%)-H₂O-N-メチルホルムアミド(NFA)-ポリ(エチレンオキシド)(PEO;分子量35000)(組成はグラム単位で9.36:2.30:6.96:2.88:0.04~0.150)の混合物を出発系とするゾル-ゲル過程とソルボサーマル過程を結合することにより多孔性結晶性ジルコニア(ZrO₂)モノリスを合成した。ゲル化はNFAを加えることによって制御し,相分離はPEOを加えることによって誘起することができた。重合誘起相分離の過渡的構造をゲル化によって固定することにより,よく定義されたバイコンティニアスマクロポアとミクロ構造骨格を有するアモルファスZrO₂モノリスゲルを得た。ゲル化はNFAを加えることによって制御した。マクロポアのサイズはPEO添加量を300nmから2μmの範囲で変えることによって制御した。母液の溶媒を無水エタノールで完全に交換した後,210°C以上の温度でソルボサーマル処理し,メソポア構造を形成し,正方晶系結晶相に転換した。このマクロメソポーラス結晶ZrO₂ゲルの表面積は200m²g^-1であった。

シソーラス用語： *酸化ジルコニウム ,  ゾル-ゲル法 ,  化学合成 ,  結晶成長 ,  相分離 ,  ポリエチレンオキシド ,  *多孔質体 ,  メソスコピック系 ,  結晶構造 ,  細孔径

分類 (1件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (2件)： N-メチルホルムアミド ,  ジルコニウム(IV)テトラプロポキシド

タイトルに関連する用語 (11件)： 相分離 ,  誘導 ,  ゾル-ゲル ,  過程 ,  定義 ,  マクロポア ,  メソ構造 ,  骨格 ,  結晶性 ,  ZrO2 ,  モノリス