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J-GLOBAL ID：200902248919960349   整理番号：09A0944574

かぐや(SELENE)搭載レーザ高度計による観測

Observations by the Laser Altimeter Onboard SELENE (KAGUYA)

著者 (13件)： 田澤誠一 (国立天文台) ,  荒木博志 (国立天文台) ,  野田寛大 (国立天文台) ,  石原吉明 (国立天文台) ,  坪川恒也 (真英計測) ,  河野宣之 (国立天文台) ,  浅利一善 (国立天文台) ,  右田恵美子 (総合研究大学院大) ,  佐々木晶 (国立天文台) ,  加瀬貞二 (NEC) ,  村田茂 (NEC) ,  國森裕生 (情報通信研究機構) ,  大嶽久志 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 測地学会誌  (Journal of the Geodetic Society of Japan)
巻： 55  号： 2  ページ： 179-193  発行年： 2009年07月25日 
JST資料番号： G0199A  ISSN： 0038-0830  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「かぐや」に搭載した,月全面を覆う高密度の地形観測を目指すレーザ高度計(LALT)は,出力100mJ,広がり角0.4mrad.のレーザービームを月面上約100kmの高度から,1秒または2秒毎に照射し高度測定を行った。2009年2月現在,観測点は1300万点を超え,目標としてきた月全面の地形図及び地形モデルの作成,月の大局的形状を高精度で再決定するために必要なデータの取得に成功した。本稿の前半では測定原理の詳細,ハードウエア設計,LALTの構造といくつかの機能について述べ,その後で地上および軌道上における試験とその結果について概観した。

シソーラス用語： *科学衛星 ,  *高度計 ,  *月面地形 ,  地形測量 ,  モデル ,  レーザビーム ,  *かぐや ,  *レーザ高度計 ,  地形計測 ,  *飛翔体
準シソーラス用語： 地形モデル

分類 (2件)： 月  (DB04030P) ,  測地学  (DC02000X)

引用文献 (10件)：

• ARAKI, H. Preliminary Results of the Lunar Topography by KAGUYA-LALT Mission. Proc of the 28rd ISTS, 2008. 2008
• 荒木博志. 「かぐや」搭載レーザ高度計 (LALT) によって明らかにされた月の形状と地形. 測地学会誌. 2009, 55, 281-290
• 稲場文男. レーザーハンドブック. 1979
• KASE, T. LALT : Laser Altimeter for Luna Exploring Satellite SELENE. NEC R&D. 2003, 44, 2, 175-180
• KUSHINA, M. E. Clementine : Diode-pumped laser qualification. solid state Lasers and Nonlinear Crystals. 1995, 137-140

タイトルに関連する用語 (4件)： かぐや ,  SELENE ,  レーザ高度計 ,  観測