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J-GLOBAL ID:200902249049233590   整理番号:08A0860655

擬似気候シミュレーション手法を用いた東アジアの梅雨帯における気候変動のダウンスケーリング

Downscaling of the Climatic Change in the Mei-yu Rainband in East Asia by a Pseudo Climate Simulation Method
著者 (8件):
資料名:
巻:ページ: 73-76 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: U0028A  ISSN: 1349-6476  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本調査は,地域気候モデルを用いて,擬似気候シミュレーション(PCS)による東アジアの初夏の降雨(梅雨帯)における気候変動の再現性に焦点を当てたものである。PCSにおける側面境界条件は,6個の1時間毎の再解析データと2つの10年間気候平均値の差との合成により与えられる。PCSの側面境界上の日変動は,一方の10年間の影の支配要因の日変動に類似しているが,その気候はもう一方の10年間平均と同じである。PCSは1960年代と1990年代の南中国の梅雨帯における変化を精確に再現しており,これは,梅雨帯の気候特性が一つの大規模な循環における気候変動によってコントロールされていることを暗示している。PCSは,大循環モデル(GCM)により見積もられた地球温暖化をダウンスケーリングした場合の年度間変動により生じる不確実性を,たとえ年サンプル数が通常の力学的ダウンスケーリングと同じであったとしても,減少させる。PCSは,各GCMにより再現される現在の気候におけるモデルのバイアスも取り除いてくれる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 
引用文献 (11件):
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