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J-GLOBAL ID：200902249167620531   整理番号：08A0864258

トライボロジーの関わる規格および試験 表面性状の標準規格動向とトライボロジーとの関わり

著者 (3件)： 柳和久 (長岡技科大 工) ,  小林義和 (日本大 工) ,  吉田一朗 (科学技術振興機構)
資料名： トライボロジスト  (Journal of Japanese Society of Tribologists)
巻： 53  号： 8  ページ： 495-500,493(1)  発行年： 2008年08月15日 
JST資料番号： F0390A  ISSN： 0915-1168  CODEN： TORAEO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では表面性状の標準規格動向とトライボロジーとの関わりについて解説した。主な内容項目を次に示した。1)概要:JIS規格とISO規格の経緯,ISO規格準拠による表面粗さを表面性状と呼称統一,GPS(Geometrical Product Specification)の基本規格チェーンリンク(リンク番号1~6の規格内容),GPSに基づいた部品表面の定義,2)輪郭曲線方式:輪郭曲線とは測定断面曲線,断面曲線,粗さ曲線,うねり曲線の総称,触針式表面粗さ測定器による測定断面曲線のデジタルフィルタ処理,3)表面性状パラメータ:断面曲線から誘導曲線およびパラメータ,輪郭曲線パラメータの幾何情報によるカテゴリー分類,スキューネスとクルトシスの挙動,三層構造表面モデルに基づいた高さ方向のパラメータ,4)市販測定機の動向:表面性状測定機の大分類(線状倣い測定法,面領域凹凸法,面領域集約法),光学式の測定原理(ISOによる構造化分類),5)面領域三次元の表面性状:三次元表面性状パラメータのカテゴリー分類(高さ方向,横方向,複合,負荷曲線に基づく機能,フラクタル,臨界点や特徴の各パラメータ)。

シソーラス用語： *表面性状 ,  表面粗さ ,  JIS【規格】 ,  ISO規格 ,  *トライボロジー ,  形状測定 ,  計測システム ,  計測器 ,  光学的測定 ,  *国際規格

分類 (2件)： 潤滑一般  (QB02010S) ,  技術の標準化・規格  (QA01060L)

引用文献 (6件)：

• 製品の幾何特性仕様 (GPS) -マスタープラン. TR B 0007. 1998
• 吉田一朗. 表面粗さ測定における不確かさに及ぼす触針先端半径の影響 (第1報 : FFTによる解析). 設計工学会誌. 2004, 39, 8, 450
• 吉田一朗. 表面粗さ測定における不確かさに及ぼす触針先端半径の影響 (第2報 : フラクタル的性質をもつプロフィルによるシミュレーション). 設計工学会誌. 2004, 40, 2, 91
• 製品の幾何特性仕様 (GPS) -面性状 : 輪郭曲線方式-用語,定義及び表面性状パラメータ. JIS B 0601. 2001
• Geometrical product specifications (GPS) -Surface texture : Areal-Part 6 : Classification of methods for measuring surface texture. ISO/DIS 25178-6

タイトルに関連する用語 (6件)： トライボロジー ,  規格 ,  試験 ,  表面性状 ,  標準規格 ,  動向