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J-GLOBAL ID:200902249811255696   整理番号:09A1283309

真空中での光触媒によるコンタミネーション防止実験

Study on Molecular Contamination Prevention by Using Photocatalysts under Vacuum Conditions
著者 (5件):
資料名:
巻:ページ: 81-86 (J-STAGE)  発行年: 2007年 
JST資料番号: U0120A  ISSN: 1347-3832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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宇宙環境下において宇宙機用材料等から放出される分子状汚染物質は宇宙機表面へ付着し,熱制御材の太陽光吸収率の増加や光学系の反射率・透過率の低下を引き起こすことで,ミッションへ悪影響を及ぼすことが知られている.宇宙機表面に対する分子状コンタミネーション付着防止に関する基礎的な知見を得るため,真空中・紫外線照射環境下での光触媒による付着防止実験を行った.コンタミネーションモデル物質として,スクアレン,テトラメチル・テトラフェニル・トリシロキサン,オレアミド,フタル酸ジエチルヘキシルを実験に用いた.また,光触媒には二酸化チタン粒子,二酸化チタンをコーティングした基板を用いた.二酸化チタンには,真空中においてもすべてのモデル物質に対する重量減少効果が観察された.また,二酸化チタンをコーティングした基板については,紫外線照射時間の経過とともに透過率が増加する現象が観察された.(著者抄録)
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飛しょう体の設計・構造 
引用文献 (21件):
  • 1) Mauldin, L. E., III and Chu, W. P.: Optical Degradation Due to Contamination on the SAGE/SAGE II Spacecraft Instruments, Proc. SPIE, Vol. 338, 1982, pp.58-64.
  • 2) Tribble, A. C., Boyadjian, B., Davis, J., Haffner, J. and McCullough, E.: Contamination Control Engineering Design Guidelines for the Aerospace Community, NASA CR-4740, 1996.
  • 3) Leschly, K., Taylor, D. M., Jenkins, T. K. and Barengoltz, J. B.: Strategy for Contamination Control to Improve Wide-Field Planetary Camera Far-Ultraviolet Performance, Proc. SPIE, Vol. 1329, 1990, pp. 42-57.
  • 4) Du, Y. and Rabini, J.: The Measure of TiO2 Photocatalytic Efficiency and the Comparison of Different Photocatalytic Titania, J. Phys. Chem. B, 107 (2003), pp.11970-11978.
  • 5) 佐々木進, 賀谷信幸, 佐川永一:Space Flyer Unit (SFU)で計測されたガス環境, 宇宙科学研究所報告第97号, 1997.
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