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J-GLOBAL ID:200902249944661239   整理番号:09A1215345

水中のシアノビフェニル末端基を持つ二重テイルアニオン性界面活性剤の自己集合

Self-Assembly of Double-Tail Anionic Surfactant Having Cyanobiphenyl Terminal Groups in Water
著者 (11件):
資料名:
巻: 25  号: 17  ページ: 10230-10236  発行年: 2009年09月01日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シアノビフェニル末端基を持つ二重テイルアニオン性界面活性剤である1,2-ビス{6-[4-(4-シアノフェニル)フェニルオキシ]ヘキシルオキシカルボニル}エタンスルホン酸ナトリウム(SBCPHS)の界面特性とリオトロピック液晶形成を研究した。水/SBCPHS混合物の偏光顕微鏡観察からは,柱状およびラメラ相の存在が確認された。ラメラ相中では,ミエリンの多重ラメラチューブ形状が観察され,またこれらの幾つかは二重へリックス構造を持っていた。これらの液晶構造を調べるため,小角X線散乱を用いて柱状相の格子定数とラメラチューブ二分子層厚さを測定した。その結果,柱状相ではC2/m対称による四つの散乱ピークが観察され,二分子層厚さと一つの格子定数はSBCPHSの分子長の二倍よりも小さく,このことから液晶相がインターカーレーション構造を持つことが分かった。SBCPHSの二重テイル炭化水素界面活性剤との比較からは,SBCPHSのシアノビフェニル末端基が低温で形成される液晶の安定性を高めていると思われる。液晶に対するシアノビフェニル末端基の安定化効果は,SBCPHS分子の逆平行配列中の末端基間の静電的分子間相互作用により駆動されていることを述べた。
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