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J-GLOBAL ID:200902250238275430   整理番号:09A0194541

クロム親和性細胞腫の形成及びTSLC1の原形質膜局在性に関するげっ歯動物副腎髄質における蛋白質4.1B/DAL-1の必ずしも必要ではない役割

Dispensable role of protein 4.1B/DAL-1 in rodent adrenal medulla regarding generation of pheochromocytoma and plasmalemmal localization of TSLC1
著者 (11件):
資料名:
巻: 1793  号:ページ: 506-515  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質4.1Bは種々の臓器で発現する膜骨格蛋白質で,in vitroでの肺癌-1(TSLC1)のがん抑制因子と関連する。細胞間結合や腫瘍抑制における4.1Bの関与は示唆されたが,いくつかの議論の余地のある結果は,4.1Bの一般的な腫瘍抑制作用やin vivoでのTSLC1との関係について疑問をもたらした。本研究では,4.1Bの発現及びTSLC1との相互作用をげっ歯動物副腎で検討し,腫瘍形成における4.1Bの関与及びTSLC1分布に及ぼす4.1B欠乏の影響もげっ歯動物クロム親和細胞腫及び4.1Bノックアウトマウスを用いて調べた。4.1Bの原形質膜の免疫局在性はげっ歯動物副腎髄質のクロム親和性細胞で示したが,4.1Bの発現は発生したクロム親和性細胞腫で維持され,また形態異常又はクロム親和性細胞腫形成は4.1B欠損マウスで見出されなかった。更に,4.1BとTSLC1の分子相互作用や共局在をマウス副腎で観察した。しかし,クロム親和性細胞膜に沿ったTSLC1の免疫局在性は,4.1B欠損マウスで影響されなかった。これらの結果から,腫瘍抑制因子としての4.1Bの機能は,器官と種の間で有意に異なる可能性があり,TSLC1の原形質膜保持はげっ歯動物クロム親和性細胞で相互作用する4.1B以外の分子によって維持される可能性を示唆した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  発癌機序・因子 

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