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J-GLOBAL ID:200902250523472397   整理番号:09A1052176

慢性C型肝炎に対するペグ化インターフェロンαとリバビリンの併用療法の反応性にIL28Bがゲノムワイドな関連を示す

Genome-wide association of IL28B with response to pegylated interferon-α and ribavirin therapy for chronic hepatitis C
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巻: 41  号: 10  ページ: 1105-1109  発行年: 2009年10月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ペグ化インターフェロンα(PEG-IFN-α)とリバビリン(RBV)の併用療法は,慢性C型肝炎の患者に推奨される治療であるが,すべての患者がウイルス持続陰性化(SVR)に至るわけではない。本報告では,C型肝炎ウイルス(HCV)感染患者の治療でみられるウイルス減少を示さない(NVR:null virological response)症例について,日本人患者で行ったHCV genotype1型の患者のゲノムワイド関連研究(GWAS)を報告する。我々は,19番染色体のIL28B遺伝子近傍の2つのSNPがNVRと強く関連することを見いだした(rs12980275,P=1.93×10-13,およびrs8099917,P=3.11×10-15)。独立したコホートにおける研究で,これらの関連に再現性が得られた〔その場合の統合P値,2.84×10-27(OR=17.7,95%CI=10.0-31.3)および2.68x10-32(OR=27.1,95%CI=14.6-50.3)〕。NVRと比較して,これらのSNPはSVRにも関連を示した(rs12980275,P=3.99×10-24,およびrs8099917,P=1.11×10-27)。この領域のさらに詳細なマッピングによって,IL28B領域に位置する7つのSNP(rs8105790,rs11881222,rs8103142,rs28416813,rs4803219,rs8099917,rs7248668)が最も有意な関連を示した(P=5.52×10-28-2.68×10-32,OR=22.3-27.1)。末梢血単核細胞でのリアルタイム定量PCRアッセイによって,マイナー対立遺伝子をもつ人はIL28Bの発現レベルが低いことが示された(P=0.015)。Copyright Nature Publishing Group 2009
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  ウイルス感染の生理と病原性 
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