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J-GLOBAL ID：200902251847427994   整理番号：08A0877617

変分法による最適トルクを用いた誘導電動機の高効率電力回生・駆動法

An Efficient Power Regeneration and Drive Method of an Induction Motor by Means of an Optimal Torque Derived by Variational Method

著者 (3件)： 井上馨 (同志社大 理工) ,  小方健司 (同志社大 理工) ,  加藤利次 (同志社大 理工)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 128  号： 9  ページ： 1098-1105  発行年： 2008年09月01日 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論では,変分法を用いた最適トルクの設計法と回生電力貯蔵装置の制御法を提案した。これらを用いた高効率な誘導電動機駆動法を提案した。誘導電動機の内部損失と回転の減衰による損失に着目してて回生電力を定式化し,その時間積分した回生電力が最大になるような最適回生トルクを変分法を用いて求めた。同時に力行時に必要な電力量を最小化する最適力行トルクを導出し,それを用いた駆動法の有効性を示した。また,電力回生時と力行時にDCリンク電圧を一定に保つ回生電力貯蔵装置の新しい制御法を示し,最適トルクとあわせた高効率駆動法の有効性を示した。

シソーラス用語： *変分法 ,  *誘導電動機 ,  *電力回生 ,  トルク ,  損失 ,  回転 ,  駆動 ,  *制御系
準シソーラス用語： *回生電力貯蔵装置 ,  最適トルク ,  内部損失 ,  回転減衰

分類 (1件)： 電動機  (NB07030U)

引用文献 (24件)：

• (1) M. Sekimoto, I. Takahashi, Y. Tanaka, X. Liu, and M. Nagata: “Development of A Hybrid Electric Vehicle Using A Flywheel Energy Storage Unit”, T. I. E. E Japan, SPC-00, pp. 89-94 (2000-1) (in Japanese)
• 関本守満・高橋 勲・田中裕弥・LIU X・長田雅裕: 「フライホイールを用いたハイブリッド電気自動車の開発」, 電学半導体電力変換研資, SPC-00, pp. 89-94 (2000)
• (2) 川口 清: 「鉄道におけるエネルギー関連技術 ハイブリッド車両用 フライホイール式蓄電装置」, RRR, Vol. 61, No. 9, pp. 8-11 (2004-9)
• (3) S. Hara, K. Fujii, T. Tsuji, and M. Kanbara: “Regenerative System of Induction Motor”, 2000 Annual Conference Record of I. E. E Japan, 4-113 (2000) (in Japanese)
• 原 純夫・藤井邦夫・辻 輝生・神原 誠: 「誘導電動機のエネルギー回生システム」, 平12電学全大, 4-113 (2000)

タイトルに関連する用語 (5件)： 変分法 ,  トルク ,  誘導電動機 ,  高効率 ,  電力回生