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J-GLOBAL ID:200902252469705510   整理番号:09A0413603

開放系大気CO2増加(FACE)装置で生育させたカラマツの木部構造の変化

著者 (8件):
資料名:
巻: 59th  ページ: ROMBUNNO.A15-1000  発行年: 2009年 
JST資料番号: L1221B  ISSN: 1349-0532  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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人為活動による過剰なCO2排出に伴う大気中CO2濃度上昇が問題となっている現在,森林樹木は大気中CO2を樹体内に長期間固定する炭素シンクとして期待されている。しかしながら,炭素シンク能に関わる木部構造の変化に関して,依然知見が少ないのが現状である。カラマツは北海道全域に植林されている重要な造林樹種の1つである。その炭素シンク能を評価するための基礎的知見を得ることを目的に,高CO2濃度下で5成長期間生育させたカラマツ稚樹の木部構造の変化を明らかにした。その結果,年輪幅,早材部の平均仮道管面積,総仮道管面積,一定面積あたりの仮道管分布数で,高CO2処理による影響は見られなかった。したがって,カラマツの場合,大気中CO2濃度上昇に伴い組織構造は変化せず,現在と同様の材質及び炭素シンクとして期待できる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林植物学  ,  植物生理学一般 

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