高圧法により合成したLnFeAsO<sub>1-y</sub>(Ln=Nd,Sm,Gd,Tb,およびDy)における50K以上の超伝導

MIYAZAWA Kiichi; MIYAZAWA Kiichi; KIHOU Kunihiro; SHIRAGE Parasharam M.; LEE Chul-Ho; LEE Chul-Ho; KITO Hijiri; KITO Hijiri; EISAKI Hiroshi; EISAKI Hiroshi; IYO Akira; IYO Akira; IYO Akira

文献

J-GLOBAL ID：200902253243489560 整理番号：09A0303699

高圧法により合成したLnFeAsO_1-y(Ln=Nd,Sm,Gd,Tb,およびDy)における50K以上の超伝導

Superconductivity above 50K in LnFeAsO_1-y (Ln=Nd, Sm, Gd, Tb, and Dy) Synthesized by High-Pressure Technique

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資料名：
巻： 78 号： 3 ページ： 034712.1-034712.5 発行年： 2009年03月15日
JST資料番号： G0509A ISSN： 0031-9015 CODEN： JUPSA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

高圧法を使って,酸素欠損オキシニクタイド超伝導体,LnFeAsO_1-y(Ln:ランタニド元素),Ln=La,Ce,Pr,Nd,Sm,Gd,Tb,およびDy)の単相多結晶試料の合成に成功した。試料,特にTbやDyなど重いLn試料を合成する上で圧力が重要なパラメータと分った。格子パラメータはLnの原子番号と共に系統的に減少し,Lnイオン半径が収縮することを反映している。軽いLn試料(La,Ce,Pr,Nd)では,T_cは格子パラメータが小さくなるとLn=Laの26KからLn=Ndの54Kまで単調に上昇し,重い試料(Nd,Sm,Gd,Tb,およびDy)では53K付近の一定値に留まった。これら結果は,結晶構造パラメータと超伝導,そしてLnFeAsO系物質では50K付近にあるらしい固有の最高T_cの存在との間に密接な関係が存在することが示唆された。(翻訳著者抄録)

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その他の超伝導体の物性

引用文献 (20件)：

KAMIHARA, Y. J. Am. Chem. Soc. 2008, 130, 3296
TAKAHASHI, H. Nature. 2008, 453, 376
CHEN, X. H. Nature. 2008, 453, 761
CHEN, G. F. Phys. Rev. Lett. 2008, 100, 247002
REN, Z. A. Chin. Phys. Lett. 2008, 25, 2215

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高圧法により合成したLnFeAsO1-y(Ln=Nd,Sm,Gd,Tb,およびDy)における50K以上の超伝導

高圧法により合成したLnFeAsO_1-y(Ln=Nd,Sm,Gd,Tb,およびDy)における50K以上の超伝導