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J-GLOBAL ID：200902253791639112   整理番号：09A0144820

全体および局部座屈を考慮したH形鋼トラス要素モデルの提案

TRUSS ELEMENT FOR H-SHAPED STEEL MEMBER WITH OVERALL BUCKLING AND LOCAL BUCKLING

著者 (3件)： 大塚貴弘 (名城大 理工) ,  金子健作 ,  元結正次郎 (東京工大 大学院)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 636  ページ： 267-272  発行年： 2009年02月28日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 比較的幅厚比が小さく,フランジ局部座屈が先行する場合のH形鋼トラス部材に対する全体及び局部座屈を考慮したトラス要素モデルについて考察した。その結果,自由エネルギーに対して,Clausius-Duhemの不等式を適用することで,構成則・釣合方程式・塑性散逸率に関する不等式が導かれ,さらに降伏条件式の下で最大塑性散逸の原理を導入することでKoiterの拡張されたAssociate flow ruleが成り立つこと,などが分かった。局部座屈後の降伏関数として近似的に有効降伏応力を用いたストレスブロックの概念に基づき提案した。

シソーラス用語： *鋼構造 ,  *トラス ,  局部座屈 ,  H形鋼 ,  数学的変換 ,  モデリング ,  関数 ,  剛性 ,  数値解析 ,  応力歪特性 ,  曲線 ,  自由エネルギー ,  不等式 ,  降伏関数 ,  接線剛性 ,  離散化 ,  荷重-変位曲線 ,  棒 ,  金属棒 ,  機械的性質 ,  特性
準シソーラス用語： 荷重変形曲線

分類 (1件)： 金属構造  (RA04050W)

引用文献 (13件)：

• 山田稔. 繰返し軸方向力を受ける筋違材の弾塑性変形性状に関する研究 (I : 解析). 日本建築学会論文報告集. 1973, 205, 31-35
• 柴田道生. 鉄骨筋違の履歴特性の定式化-その1 定式化関数の誘導-. 日本建築学会論文報告集. 1982, 316, 18-24
• 五十嵐定義. 筋違付架構の復元力特性 (その1 交番繰返し軸力を受ける筋違材の挙動). 日本建築学会論文報告集. 1972, 196, 47-54
• 野中泰二郎. 繰り返し軸方向載荷を受ける部材の履歴挙動に関する閉解第1部 基礎式の誘導. 日本建築学会論文報告集. 1983, 334, 1-8
• 井上一朗. 鋼構造筋違付多層骨組の塑性設計に関する研究 その2. 塑性設計架構の弾塑性応答性状に関する考察. 日本建築学会論文報告集. 1978, 268, 87-98

タイトルに関連する用語 (4件)： 局部座屈 ,  H形鋼 ,  モデル ,  提案