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J-GLOBAL ID:200902254369203510   整理番号:09A0237505

伊豆弧北部における238U-230Th放射非平衡 サブ島弧マントルにおける(230Th/232Th)

238U-230Th radioactive disequilibrium in the northern Izu arc: (230Th/232Th) in the sub-arc mantle
著者 (8件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 461-479  発行年: 2008年 
JST資料番号: S0495A  ISSN: 0016-7002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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主要及び微量元素量,Sr及びNd同位体比,238U-230Th放射非平衡を,伊豆弧北部に位置する五つの火山,大島,三宅島,新島,手石海丘,富士の試料に対して分析し,沈み込みスラブから追い出されるマントルと流体の化学組成の島弧を横断する地域的な変化を調べた。流体の移動性及び不動性微量元素の両方の量と量比は,島弧を横断する変化を示す。一つを除くすべての試料は放射非平衡を示し,1より大きい(230Th/232Th)(以下,括弧内に放射能比を示す)を有する。観察した非平衡は,マリアナ,トンガ,ケルマデック,チリのような他の島弧系に対して報告されたものと同じである。これは,沈み込みスラブの脱水時にトリウムに関して高いウラニウムの移動性に基づく。(230Th/232Th)の放射非平衡の程度は,各火山において和達-ベニオフ帯への深度に伴い減少する。しかしながら,三宅島の試料の(230Th/232Th)の放射能比は,大島,新島,手石海丘,富士により形成される島弧を横断する傾向から由来する。伊豆-マリアナ弧の試料の(230Th/232Th)-(238U/232Th)の結合データは,三宅島とアラマガンの試料を除いてアイソクロンダイアグラムではっきり決まった配列を示した。この発見は,三宅島とアラマガンの二つの島のマグマ源を除く伊豆-マリアナ弧下のサブ島弧マントルの(230Th/232Th)は1.1付近で,スラブからの流体の最終添加以前に比較的均質であることを必要とする。均質の(230Th/232Th)は,堆積物メルトが寄与する均質(230Th/232Th)を有するThの供給を必要とし,サブ島弧マントル中のTh貯蔵で卓越する。これはまた,最後の前の流体付加の影響は,サブ島弧マントルのTh同位体組成の変化を引き起こさなかったことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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プレートテクトニクス  ,  同位体地質学 
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