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J-GLOBAL ID:200902254766678061   整理番号:08A1063494

サーモクロミズム化合物ビス(N-イソプロピル-5,6-ベンゾサリチリデンイミナト)ニッケル(II)の構造異性体間の熱力学的関係

Thermodynamic Relationship between Structural Isomers of the Thermochromic Compound Bis(N-Isopropyl-5,6-benzosalicylideneiminato)nickel(II)
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資料名:
巻: 112  号: 35  ページ: 11039-11048  発行年: 2008年09月04日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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温度範囲13~530Kで使用できる断熱熱量測定によってビス(N-イソプロピル-5,6-ベンゾサリチリデンイミナト)ニッケル(II)(Ni(5,6-benzo-Sal,iso-C3H7)2)のサーモクロミズムを調べた。室温で単離した一対の構造異性体Ni(5,6-benzo-Sal,iso-C3H7)2は一方が正方平面立体配座幾何形状を有する反磁性緑色形(G相)であり,他方は四方晶系幾何配置を有する常磁性褐色形(B相)である。断熱熱量測定と温度範囲6~508Kの示差走査熱量測定及び2~400Kの磁気測定によってG相とB相及び新しく見いだした準安定結晶相G′相とB′相の熱力学的安定性と磁気的性質を調べた。加熱したとき,安定相系列はG相,B相及び液体である。過冷却B相は50K周辺で非磁性起源による小さな相転移を生じた。液体を急速冷却することによって~290K以下でガラス液体状態を実現した。298.15Kでの熱力学的安定性の順序はG,B,G′及びそれからB′を示した。B相とG相間のエントロピー,エンタルピー及びGibbs自由エネルギー差を決定した。
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分類 (2件):
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コバルトとニッケルの錯体  ,  化合物の化学熱力学(混合系) 
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