抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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真正粘菌モジホコリの変形体は多核単細胞生物であり,いくつかに切り分けられてもそれぞれが1個体として生存可能であり,また,1個体に融合可能である。粘菌はエサに接触するとその周りに集まり,2つ以上のエサに触れるとそれぞれの周りに集まると同時に,集まり同士をネットワークで繋ぐ振る舞いを示す。この性質を利用して入口と出口にエサを置き迷路のネットワークを解く実験と,エサの数を3つにして最終的に3点を結ぶ最短路を作成する実験を行った。さらに,北海道の模型の3万人以上の人口の市にエサを置き,エサの量を人口に比例させて粘菌ネットワークを形成させ,実際の鉄道網との比較を行った。これらの実験結果を再現するモデル方程式を提案した。