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J-GLOBAL ID：200902256652860520   整理番号：09A1132721

減速機を含むパワー・メカトロニクス機器を省エネルギー化する減速比の簡易最適設計

Simplified Optimal Design of Reduction Ratio for Saving Energy in a Power Mechatronic System with a Gear

著者 (3件)： LI Zuowei (島根大 大学院総合理工研究科) ,  泉照之 (島根大 総合理工) ,  ZHOU Hai (島根大 総合理工)
資料名： 日本機械学会論文集 C編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C)
巻： 75  号： 758  ページ： 2757-2764  発行年： 2009年10月25日 
JST資料番号： F0045B  ISSN： 0387-5024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,始動・停止を繰り返すパワー・メカトロニクス機器において,粘性摩擦力による損失を含めた散逸エネルギーを最小にする最適な減速比を簡単に求める方法を提案する。駆動システムの粘性摩擦力を考慮すると,最適速度関数は非常に複雑な式になるので,粘性摩擦力を簡易化して散逸エネルギーを評価している。この簡易化によって,散逸エネルギーを最小にする最適減速比が代数方程式を解くことによって容易に得られるようになった。最後に,提案した最適減速比が,厳密な最適減速比に十分近似されていることを確認できた。また,提案する最適減速比による実際の散逸エネルギーは,粘性摩擦力を無視した場合や,従来のイナーシャマッチング法による場合の減速比に比きな大幅に低減できたことを示している。(著者抄録)

シソーラス用語： 減速装置 ,  メカトロニクス ,  *比率 ,  *最適設計 ,  摩擦 ,  摩擦力 ,  エネルギー散逸 ,  代数方程式 ,  *伝動装置 ,  動力伝動 ,  運動方程式 ,  トルク ,  歯車比 ,  *減速比 ,  粘性摩擦 ,  摩擦トルク ,  省エネルギー技術 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー

分類 (1件)： 歯車,歯車装置  (QB01060O)

引用文献 (15件)：

• 1) KOGA H. A Study on Setting Reduction Gear Ratio of Electric Vehicles. J. of Society of Automotive Engineers of Japan. (1995) vol.49, no.10, p.84-90.
• 2) http://www.sumitomonacco.co.jp/products/forklift/.
• 3) KAGOSHIMA M. Development of Hybrid Power Train Control System for Excavator. Conference on Society of Automotive Engineers of Japan, 2003. (2003)
• 4) http://www.komatsu.co.jp/hybrid/top.html.
• 5) IZUMI T. A Consideration on Optimal Control of a Servo System Regenerating Conservative Energy to a Condenser. Trans. IEE of Japan, D. (1995) vol.115, no.6, p.816-817.

タイトルに関連する用語 (7件)： 減速機 ,  パワー ,  メカトロニクス ,  省エネルギー化 ,  減速比 ,  簡易 ,  最適設計