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J-GLOBAL ID:200902256838536960   整理番号:08A0231496

建設時の継続的な振動観測に基づく高層建物の振動特性

DYNAMIC CHARACTERISTICS OF HIGH-RISE BUILDINGS BASED ON SUCCESSIVE VIBRATION OBSERVATION DURING CONSTRUCTION
著者 (4件):
資料名:
号: 625  ページ: 391-398  発行年: 2008年03月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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観測機材等に新たな工夫を行うことで建設時の継続的な振動観測を可能とし,得られた2棟の観測記録から高層建物の振動特性に関する詳細な検討を行い,以下の知見を得た。1)遠方の地震に伴う継続時間が長くて長周期成分を多く含む地震入力で,高層建物は地盤に対して大きな応答を生じ,長時間にわたり継続する。2)建設時の連続観測から,地盤・基礎条件が同一で高さの異なる建物の特性を検討することが可能になり,高層建物の固有周期は高さにしたがって長くなることを確認した。3)建物高さによらず,層間変形角と応答最大速度の間に明確な比例関係があり,これにより高さが異なる状態でも振動特性の振幅依存性を容易に比較できることを示した。4)減衰定数には振幅依存性が認められ,ダンパーなど付加減衰機構がない状態で,常時微動レベルでは1%以下程度,数cm/s程度の応答で1.4%程度であることを示した。5)スウェイ・ロッキング率などから,高層建物は相互作用の影響が小さいことを示した。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
分類
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建築物の耐震,免震,制震,防振 
引用文献 (8件):
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