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J-GLOBAL ID:200902256852289666   整理番号:09A0737462

静岡県中遠地域のコムギ畑における耕起体系の違いがネズミムギの出芽に及ぼす影響

Effect of tillage on the seedling emergence and control of Italian ryegrass for winter wheat cropping in Chuen area, Shizuoka
著者 (9件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 71-76 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0809B  ISSN: 0372-798X  CODEN: ZASKAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,静岡県中遠地域の水田転換コムギ圃場で問題となっているネズミムギの防除法の確立を目的とし,ダイズ作とコムギ作における耕起,不耕起の管理体系の違いがネズミムギの出芽に及ぼす影響について調査を行った。 ダイズ作の不耕起栽培によって,慣行の耕起栽培に比してコムギ播種前のネズミムギの出芽数が増加したが,コムギ作におけるネズミムギの出芽数の減少は認められなかった。コムギ作におけるネズミムギの出芽数は,ダイズの耕起栽培とコムギの不耕起栽培の組み合わせで最も少なかった。コムギ不耕起条件では,コムギ播種後の土壌硬度が固く,ネズミムギ出芽深度は土壌浅層に偏った。重粘土壌におけるダイズ作耕起栽培とコムギ不耕起栽培の組み合わせは,夏期に土壌表層のネズミムギ種子を出芽可能深度以下の土中深層に埋没させ,その後の不耕起により埋没した種子の出芽を抑制できると考えられる。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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麦  ,  栽培的防除  ,  雑草による植物被害 
引用文献 (12件):
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