文献

J-GLOBAL ID：200902257705658539   整理番号：09A0771624

黒コショウ(Piper nigrum)に含まれる揮発性油及びオレオレジンの化学及びin vitro抗酸化活性

Chemistry and in Vitro Antioxidant Activity of Volatile Oil and Oleoresins of Black Pepper (Piper nigrum)

著者 (6件)： KAPOOR I. P. S. (DDU Gorakhpur Univ., Gorakhpur, IND) ,  SINGH Bandana (DDU Gorakhpur Univ., Gorakhpur, IND) ,  SINGH Gurdip (DDU Gorakhpur Univ., Gorakhpur, IND) ,  DE HELUANI Carola S. (Organica Universidad Nacinal de Tucuman, S.M. de Tucuman, ARG) ,  DE LAMPASONA M. P. (Organica Universidad Nacinal de Tucuman, S.M. de Tucuman, ARG) ,  CATALAN Cesar A. N. (Organica Universidad Nacinal de Tucuman, S.M. de Tucuman, ARG)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 57  号： 12  ページ： 5358-5364  発行年： 2009年06月24日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水蒸気蒸留あるいは溶媒抽出法により黒コショウの精油及びオレオレジンを抽出し,GC-MSで定量分析した。精油中の主要成分はβ-カリオフィリン(30%)であり,次いで,リモネン,β-ピネン,サビネンであった。エタノールあるいは酢酸エチルによる抽出オレオレジンの主要成分は共にピペリンであった。ペルオキシド,ρ-アニシジン,チオバルビツール酸を用いて辛子に対する抗酸化活性を評価したところ,精油及びオレオレジンの活性はブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)及びブチル化ヒドロキシトルエンよりも強くプロピルガレートより弱かった。また,DPPHによるラジカル消去活性及び還元能は精油,オレオレジン共に強力であった。

シソーラス用語： *コショウ ,  *植物色素 ,  in vitro実験 ,  酸化防止 ,  *精油 ,  水蒸気蒸留 ,  溶媒抽出 ,  GC-MS分析 ,  アルケン ,  脂肪族アルコール ,  カルボン酸エステル ,  酸素複素環化合物 ,  ペルオキシド ,  ウレア化合物 ,  辛子 ,  フェノールエーテル ,  フェノール類 ,  多価フェノール ,  芳香族ニトロ化合物 ,  果実【器官】 ,  食品分析 ,  定量分析 ,  ヒドラジルラジカル ,  芳香族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  セスキテルペン ,  脂環式化合物 ,  オレフィン化合物 ,  架橋化合物 ,  二環モノテルペン ,  窒素複素環化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  カルボアミド ,  共役ジエン ,  不飽和カルボン酸 ,  芳香族縮合化合物 ,  単環モノテルペン ,  脂肪酸 ,  アニシジン価 ,  *オレオレジン ,  ラジカル捕捉活性 ,  *真正双子葉類 ,  脂環式炭化水素 ,  不飽和炭化水素 ,  ジエン
準シソーラス用語： ラジカル消去活性

分類 (2件)： 調味料,香辛料  (FJ10010W) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (12件)： DPPH ,  n-プロピルガレート ,  β-カリオフィリン ,  β-ピネン ,  エタノール ,  サビネン ,  チオバルビツル酸 ,  ピペリン ,  ブチルヒドロキシトルエン ,  ブチル化ヒドロキシアニソール ,  リモネン ,  酢酸エチル

タイトルに関連する用語 (6件)： 黒コショウ ,  Piper ,  揮発性油 ,  オレオレジン ,  化学 ,  抗酸化活性