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J-GLOBAL ID：200902258700994359   整理番号：08A1218097

有孔虫から海洋環境の変遷をさぐる

著者 (4件)： 根本直樹 (地学団体研究会) ,  根本直樹 (弘前大 大学院理工学研究科) ,  大河原にい菜 (横浜国大 大学院環境情報研究院) ,  大串健一 (神戸大 大学院人間発達環境学研究科)
資料名： 地球科学  (Earth Science)
巻： 62  号： 6  ページ： 409-414  発行年： 2008年11月25日 
JST資料番号： F0193A  ISSN： 0366-6611  CODEN： CKKAA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有孔虫化石を用いた古環境の推定には,その生態に基づく方法と,例えば酸素同位体比やMg/Ca比といった殻の物理的・化学的特性に基づく方法がある。筆者らは主に有孔虫の生態に基づいて古環境の復元を行ってきたので,ここでは前者について解説した。生態に基づく手法は,高価な機器を必要としないという利点がある。有孔虫とは,環境の推定法,および有孔虫から推定される海洋環境,について示した。

シソーラス用語： カルシウム ,  シェル ,  マグネシウム ,  化石 ,  *海洋環境 ,  *古環境 ,  酸素同位体 ,  生態 ,  有孔虫
準シソーラス用語： 殻 ,  酸素同位体比 ,  *有孔虫化石

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

引用文献 (34件)：

• 秋元和實. 日本近海における現生底生有孔虫の深度分布-古水深尺度の確立に向けて-. 地質学論集. 1989, 32, 229-240
• BRASIER, MD. Microfossils. 1980
• CANNARIATO, KG. Biotic response to Late Quaternary rapid climate switches in Santa Babara Basin : ecological and evolutionary implications. Geology. 1999, 27, 63-66
• CORLISS, BH. Microhabitats of benthic foraminifera within deep-sea sediments. Nature. 1985, 314, 435-438
• DOMITSU, H. Japan Sea planktonic foraminifera in surface sediments : geographical distribution and relationships to surface water mass. Paleontological Research. 2005, 9, 255-270

タイトルに関連する用語 (2件)： 有孔虫 ,  海洋環境