抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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安全,安心に対する意識が高まる社会環境のなか,企業では機密情報の保護が重要な課題となってきている。機密情報の漏洩(ろうえい)や盗難などの事故が発生すると,経済的損失だけでなく,企業の社会的信頼を失墜させ,事業存続にさえ大きな影響を与えかねない。一方,個人情報保護法,不正競争防止法,日本版SOX法(金融商品取引法)などの機密情報管理の関連法令が整備されてきており,企業におけるコンプライアンス強化など,企業に求められるセキュリティ対策は複雑化,高度化している。三菱電機では,複数のビジネスユニットの連携によって,営業面,技術面の強みを組み合わせた“アドバンストソリューション”を展開しており,その一つとして個別のセキユリティ製品をトータルセキュリティソリューション“DIGUARD”(ディガード)として体系化した。これは,複数のセキュリティシステムが,セキュリティ構築プラットフォーム“DIGUARD NET”(ディガードネット)によって通信,情報共有することで,トータルシステムとしての新たな機能や価値を提供するものである。また,トータルシステム,保守,サービスの連携によって,顧客に最適なソリューションを提供する。本稿では,トータルセキュリティソリューションの例として,入退室管理ソリューション及び映像監視ソリューションについて述べ,DIGUARDの将来展望についても述べる。(著者抄録)