文献

J-GLOBAL ID：200902262698894187   整理番号：09A0171670

キャリアドーピングによるグラフェンナノリボンの相制御 非同一線上磁性

Phase Control of Graphene Nanoribbon by Carrier Doping: Appearance of Noncollinear Magnetism

著者 (7件)： SAWADA Keisuke (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  ISHII Fumiyuki (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  ISHII Fumiyuki (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Ibaraki, JPN) ,  SAITO Mineo (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  OKADA Susumu (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  OKADA Susumu (JST-CREST, Saitama, JPN) ,  KAWAI Takazumi (NEC Corp., Tsukuba, JPN)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 9  号： 1  ページ： 269-272  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 両端に存在するスピン間の角度が180°(両端スピン逆平衡状態:APIES)であるジグザググラフェンナノリボンは反強磁性を示すが,ホール及び電子キャリアドーピングすると両端スピン間角度(θ)が変化し,磁性相を制御できることを第一原理密度関数理論(DFT)を用いて明らかにした。軸方向の炭素原子数が10のジグザグリボンを対象に,θ,両端スピン交換結合及びAPIES,CIES(0<θ<180°状態),反磁性状態(θ=0°)の全エネルギーのキャリア密度(Χ)依存性を調べた。Χの増加に伴い,θはゼロまで単調に減少し,APIESからCIES(0<θ<180°状態)を経て反磁性状態に移行することを示した。

シソーラス用語： *ナノ構造 ,  *グラファイト ,  相 ,  *キャリア ,  *ドーピング ,  *磁性 ,  スピン ,  反強磁性 ,  *第一原理 ,  *密度汎関数法 ,  反磁性 ,  結合 ,  交換 ,  *グラフェン ,  *キャリアドーピング ,  *ナノリボン
準シソーラス用語： スピン交換結合 ,  *第一原理密度汎関数法

分類 (2件)： 有機化合物の磁性  (BM06070A) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (3件)： キャリアドーピング ,  グラフェンナノリボン ,  磁性