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J-GLOBAL ID：200902263086202789   整理番号：09A0562493

コールドルームのためのコンパクト磁気共鳴イメージングシステムの開発

Development of a compact magnetic resonance imaging system for a cold room

著者 (7件)： ADACHI Satoru (Inst. of Applied Physics, Univ. of Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki 305-8573, JPN) ,  OZEKI Toshihiro (Hokkaido Univ. of Education, Sapporo, Hokkaido 002-8502, JPN) ,  SHIGEKI Ryosuke (Inst. of Applied Physics, Univ. of Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki 305-8573, JPN) ,  HANDA Shinya (Inst. of Applied Physics, Univ. of Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki 305-8573, JPN) ,  KOSE Katsumi (Inst. of Applied Physics, Univ. of Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki 305-8573, JPN) ,  HAISHI Tomoyuki (MRTechnol. Inc., Tsukuba, Ibaraki 305-0047, JPN) ,  AOKI Masaaki (Hitachi Metals Co. Ltd., Omachi, Saga 849-2102, JPN)
資料名： Review of Scientific Instruments  (Review of Scientific Instruments)
巻： 80  号： 5  ページ： 054701  発行年： 2009年05月 
JST資料番号： D0517A  ISSN： 0034-6748  CODEN： RSINAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コールド(-5°C)ルームのためのコンパクト磁気共鳴イメージング(MRI)システムを開発し,水の凝固点以下でのMR画像を得た。このMRIシステムは,コールドルームに設置された,1.0T永久磁石,高次シムコイル,及び傾斜コイルプローブ,及び正常温度(20~25°C)の部屋に設置されたコンパクトMRIコンソールからなっている。コールドルームへのMRIシステムの設置に関する最も困難な問題は,25°Cにおいてシムを入れた永久磁石の場均一性の劣化であった。この問題を克服するために,高次シムコイルを開発し,磁場分布の温度変化を,シムコイル電流の有無の場合について,標準ファントムを用いて測定した。結果として,17×17×19mm³矩形平行パイプ領域における磁場の均一性(最小値と最大値との間の差)が,シムコイル電流の適切な組合せを用いて,117から59ppmに改善されることを確認した。ドデカン(C₁₂H₂₆に浸漬した雪パックを,-5°Cにおける駆動平衡三次元(3D)スピンエコー系列を用いて画像化した。雪パックの可視化3D構造は,このアプローチの有効性を実証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *診断用機器 ,  *低温 ,  NMRイメージング ,  水 ,  凝固点 ,  *永久磁石 ,  インダクタ ,  *均一性 ,  浸漬 ,  スピンエコー ,  可視化 ,  アルカン ,  *雪 ,  *磁場分布 ,  画像化
準シソーラス用語： *磁気共鳴イメージング装置 ,  *磁気共鳴画像 ,  *シムコイル ,  傾斜コイル

分類 (1件)： NMR一般  (BM07041R)

物質索引 (1件)： ドデカン

タイトルに関連する用語 (4件)： ルーム ,  コンパクト ,  磁気共鳴イメージング ,  開発