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J-GLOBAL ID：200902264699818703   整理番号：08A0939065

複雑な構造を持つ大型トンネルの地震応答に対する大規模三次元数値解析の必要性の検討

STUDY ON NECESSITY OF LARGE-SCALE THREE-DIMENSIONAL ANALYSIS FOR EVALUATING SEISMIC RESPONSE OF LARGE TUNNEL HAVING COMPLEX STRUCTURE

著者 (5件)： 土橋浩 (首都高速道路(株) 建設事業部建設マネジメントグループ) ,  市村強 (東京工業大学 大学院理工学研究科) ,  大保直人 (鹿島技術研究所 都市防災・風環境グループ) ,  堀宗朗 (東京大学 地震研究所) ,  山田岳峰 (鹿島技術研究所 土質基礎・岩盤構造グループ)
資料名： 土木学会論文集 A(Web)
巻： 64  号： 3  ページ： 639-652 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： U0102A  ISSN： 1880-6023  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地下空間の高度利用に伴い,都市高速道路網の建設をはじめとした大型地下構造物の整備が進められている.大深度から地表面にわたって立地する大型地下構造物では,深さによって増幅の度合いが異なる地震動の影響は無視できず,高度な耐震性能の保証が求められている.筆者らは,現在建設が進められている首都高速中央環状新宿線のセンターランプ式道路トンネルを対象に,動的有限要素法による大規模三次元数値解析を実施した.構造と地盤の解析モデルを構築し,二つの入力地震動に対して三次元挙動を計算した.二次元解析と比較し,大型地下構造物の三次元挙動の評価に対する大規模三次元地震応答解析の必要性と有効性を議論した.(著者抄録)

シソーラス用語： *トンネル ,  *地震応答 ,  数値解析 ,  耐震性 ,  都市高速道路 ,  有限要素法
準シソーラス用語： センターランプ式道路トンネル ,  *三次元数値解析

分類 (2件)： トンネル工学一般  (RC05010R) ,  構造動力学  (HD02000E)

引用文献 (18件)：

• 1) 土木学会耐震基準等基本問題検討会議:土木構造物の耐震基準等に関する提言,土木学会誌,第80巻,第8号,前付 pp.1-7, 1995.
• 2) 海津信廣,安中正,大木春雄:地中線立坑の地震時挙動の観測,土木学会第44回年次学術講演会,第1部門,pp.1128-1129, 1989.
• 3) 大保直人,林和生,上野健治,鄭京哲:大深度鉛直地下構造物の耐震設計用地震荷重,鹿島技術研究所年報,Vol.40, pp.63-70, 1992.
• 4) 土木学会地震工学委員会地下構造物の合理的な地震対策研究小委員会: 地下構造物の合理的な地震対策研究小委員会報告,土木学会,2006.
• 5) 大深度地下の公共的使用に関する特別措置法,平成12年5月26日法律第87号(最終改定平成15年7月24日法律第125号),2000.

タイトルに関連する用語 (5件)： 大型 ,  トンネル ,  地震応答 ,  大規模 ,  三次元数値解析