抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
衛星リモートセンシングから海洋植物プランクトンの基礎生産を推定する試みが盛んに行われているが,近年,植物プランクトンの比吸光係数(a
*ph(λ))がその基礎生産力を推定する際の良いパラメーターになりうる可能性が示唆されている(例えば,Boumane et al.,2005;Marr at al.,2007)。現在,基礎生産力推定モデルとしてBehrenfeld and Falkowski(1997)が開発したVGPM(Vertically Generalized Production Model)が一般的に用いられているが,そのモデルの中の光合成活性を表すパラメーター(P
Bopt(mg C mg Chl a
-1 h
-1))が基礎生産の推定精度のばらつきの主要因の1つとなっている。そこで本研究では,2007年親潮域春季ブルーム期において,植物プランクトンの比吸光係数からp
Boptを推測し,衛星リモートセンシングから基礎生産を推定する試みを行ったので,報告する。(著者抄録)