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J-GLOBAL ID：200902265702678680   整理番号：09A0022718

超音波による港湾鋼構造物の非接触板厚計測

Noncontact ultrasonic thickness gauging for steel structures in ports

著者 (6件)： 吉住夏輝 (港湾空港技研) ,  松本さゆり (港湾空港技研) ,  片倉景義 (港湾空港技研) ,  橋本洋之 (国土交通省 九州地方整備局) ,  友田伸明 (国土交通省 九州地方整備局) ,  石貫國郎 (国土交通省 九州地方整備局)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 108  号： 320(US2008 61-66)  ページ： 7-12  発行年： 2008年11月20日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 港湾鋼構造物の点検診断を目的とした新たな板厚計測の手法を提案した。この手法では,超音波の多重反射を利用することで非接触での計測を可能にした。提案手法の有効性について,海生生物が付着した状況を模擬した鋼板の板厚を室内水槽で計測して検証した。その結果,18mm厚の鋼板の計測値は17.8mmとなり,板厚の1%に相当する誤差0.2mmで計測できることを確認した。また,超音波送受波器の位置決め精度が板厚計測に与える影響についても検討した。非接触計測の長所である連続走査による計測を実施して,板厚の分布を測定できることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *非接触測定 ,  板厚 ,  多重反射 ,  海洋生物 ,  精度 ,  送受信機 ,  点検 ,  鋼板 ,  *超音波応用計測
準シソーラス用語： 位置決め精度 ,  海生生物 ,  *非接触計測

分類 (2件)： 長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O) ,  非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (3件)：

• 財団法人 沿岸開発技術研究センター. 港湾の施設の維持管理技術マニュアル. 沿岸技術ライブラリー. 1999, 26, 105-110
• 松本さゆり. 貝が付着した鋼管杭の板厚計測法の開発-送受波方式の検討-. 海洋音響学会2007年度研究発表会講演論文集. 2007, 29-32
• 松本さゆり. 貝が付着した鋼構造物の板厚計測法の開発-送受波方式の検討 (2)-. 海洋音響学会2008年度研究発表会講演論文集. 2008, 67-68

タイトルに関連する用語 (5件)： 超音波 ,  港湾鋼構造物 ,  非接触 ,  板厚 ,  計測