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J-GLOBAL ID:200902266613133153   整理番号:09A0100669

透過型電子顕微鏡法による反応ガス環境下での金ナノ粒子触媒のダイナミックな形の変化の初めての観測

First observation of dynamic shape changes of a gold nanoparticle catalyst under reaction gas environment by transmission electron microscopy
著者 (6件):
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巻: 40  号: 13  ページ: 1725-1727  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: E0709A  ISSN: 0142-2421  CODEN: SIANDQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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塊状の金は化学的に不活性であるが,直径10nm以下の金粒子は特殊な金属酸化物に結合すると,特異な触媒性質を示すことが最近示された。環境セル透過型電子顕微鏡システムを用いてCO酸化反応中の触媒金ナノ粒子の表面構造変化を動的に観測した。開発した系において,金触媒試料は反応ガス条件下でカーボン超薄膜を用いて真空部分から分離してセットできる。カーボン膜は真空部分と加圧部分の間にセットするので,2つの部分の間の圧力差に耐えうるもので無ければならない。著者は2気圧に耐えられる8nmの厚さのカーボン膜を作製する方法を開発し,それを用いて測定した。その場観察から反応中の金ナノ粒子触媒の表面の形の変化を観察し,0.6秒の短い間に金ナノ粒子の形が変化することを見いだした。今までにも触媒金ナノ粒子の表面変化の研究はあるが,それらはいずれも反応前後の変化の測定であり,真空下で強い電子線をあて,試料も小さかった。その為,測定結果は,電子線による試料表面の劣化によるものか,反応の結果によるものか明らかでない。言い換えれば本研究で,初めて反応ガス中での形の変化が観測できた。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
貴金属触媒  ,  金属の表面構造  ,  顕微鏡法 

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