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J-GLOBAL ID：200902269355053734   整理番号：09A0265231

層状ペロブスカイト構造を有するALa₄Ti₄O₁₅(A=Ca,Sr,and Ba)光触媒による水分解反応および二酸化炭素の還元反応

Water splitting and CO₂ redution over ALa₄Ti₄O₁₅ (A=Ca, Sr, and Ba) photocatalysts layered perovskite structure

著者 (5件)： 三石雄悟 (東京理大 理) ,  飯塚光祐 (東京理大 理) ,  齊藤健二 (東京理大 理) ,  加藤英樹 (東京理大 理) ,  工藤昭彦 (東京理大 理)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 51  号： 2  ページ： 84-86  発行年： 2009年03月10日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ALa₄Ti₄O₁₅(A=Ca,Sr,and Ba)は,NiO助触媒を担持することで水分解反応に,Ag助触媒を担持することで二酸化炭素の還元反応に,それぞれ高い活性を示した。金属イオンの光電着挙動を調べたところ,BaLa₄Ti₄O₁₅において,Auはフチの部分のみに,PbO₂は,basal planeのみに選択的に光電着していた。それに対して,CaLa₄Ti₄O₁₅では,このような光電着における面選択性は見られなかった。この面選択的光電着挙動は,BaLa₄Ti₄O₁₅中のAサイトカチオン配列の規則性が,電荷分離を促進したために引き起こされたと考えられた。そして,このBaLa₄Ti₄O₁₅が,水分解反応および二酸化炭素の還元反応に最も高い活性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： ペロブスカイト型結晶 ,  層状化合物 ,  カルシウム化合物 ,  銀 ,  *二酸化炭素 ,  *光触媒 ,  光還元 ,  結晶構造 ,  *酸化物 ,  *分解反応 ,  反射スペクトル ,  酸化チタン ,  酸化ストロンチウム ,  酸化バリウム ,  酸化ランタン ,  電荷分離 ,  触媒活性 ,  酸化ニッケル ,  局所性 ,  *水分解 ,  *複合酸化物
準シソーラス用語： 拡散反射スペクトル

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

引用文献 (14件)：

• KUDO, A. Chem. Soc. Rev. 2009, 38, 253
• IKEDA, S. Chem. Mater. 1998, 10, 72
• KO, Y. G. Catal. Lett. 2002, 83, 157
• SHIMIZU, K. Phys. Chem. Chem. Phys. 2004, 6, 1064
• SHIMIZU, K. Chem. Mater. 2005, 17, 5161

タイトルに関連する用語 (7件)： 層状ペロブスカイト ,  Sr ,  Ba ,  光触媒 ,  水分解 ,  二酸化炭素 ,  還元反応