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J-GLOBAL ID：200902269476737126   整理番号：09A0198987

牧草成分推定に向けたハイパースペクトルイメージングセンサ利用技術

Application Technique of Hyperspectral Imaging for Estimation of Grass Chemical Compositions

著者 (8件)： 鈴木由美子 ,  田中勝千 (北里大 獣医) ,  加藤亘 ,  岡本博史 (北大 大学院農学研究院) ,  片岡崇 (北大 大学院農学研究院) ,  嶋田浩 (秋田県大 生物資源科学) ,  杉浦俊弘 (北里大 獣医) ,  嶋栄吉 (北里大 獣医)
資料名： 日本草地学会誌  (Japanese Journal of Grassland Science)
巻： 54  号： 4  ページ： 328-331  発行年： 2009年01月15日 
JST資料番号： Y0119B  ISSN： 0447-5933  CODEN： NSGIDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リモートセンシングは,大規模圃場の生産管理に役立つ圃場情報を取得する技術として利用されるようになった。特に,波長分解能が高く,空間解像度に優れたハイパースペクトル画像は注目に値する。本研究では,農業用車両にハイパースペクトルイメージングセンサを搭載したグランドベースのセンシングシステムを用いて,野外環境下における圃場規模での刈取り時の牧草の成分推定を試みた。その結果,各成分の実測値と推定値との関係は,すべての成分において,45°の参照線に沿った右上がりの分布を示した。しかし,データにはばらつきが見られ,そのばらつきは,中性デタージェント繊維の低含量域で特に大きかった。モデルは,多数の波長バンドを説明変数とした重回帰分析により推定した。

シソーラス用語： 成分 ,  推定 ,  スペクトル ,  スペクトル画像 ,  リモートセンシング ,  *イメージセンサ ,  圃場 ,  生産管理 ,  空間分解能 ,  分散【variance】 ,  多重回帰分析 ,  *生体成分分析 ,  イタリアンライグラス ,  ライムギ ,  *イネ科牧草 ,  サイレージ ,  中性デタージェント繊維 ,  ばらつき ,  粗飼料
準シソーラス用語： ハイパースペクトル ,  ハイパースペクトルイメージ

分類 (3件)： リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  分析機器  (CC02020S) ,  飼料作物,草地  (FC03050J)

引用文献 (25件)：

• GOEL, PK. Hyperspectral imaging classification to detect weed infestation and nitrogen status in corn. Transac ASAE. 2003, 46, 2, 539-550
• GOEL, PK. Estimation of crop biophysical parameters through airborne and field hyperspectral remote sensing. Transac ASAE. 2003, 46, 4, 1235-1246
• ITANO, S. Spectral characteristic of abovefround bilmass, plant, coverage, and plant height in Italian ryegrass. Grassl Sci. 2000, 46, 1, 1-9
• ITANO, S. The determination of growth condition in Italian Ryegrass (Lolium multiflorum Lam.) meadows with a hand-held spectrometer. Grassl Sci. 2001, 47, 3, 237-244
• 自給飼料品質評価研究会編. 粗飼料の品質評価ガイドブック. 2001, 63-64

タイトルに関連する用語 (2件)： 牧草 ,  推定