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J-GLOBAL ID：200902270742725200   整理番号：09A1281355

小胞体のサブドメインはオートファゴソーム形成のための揺りかごを形成する

A subdomain of the endoplasmic reticulum forms a cradle for autophagosome formation

著者 (7件)： HAYASHI-NISHINO Mitsuko (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  HAYASHI-NISHINO Mitsuko (Nagahama Inst. Bio-Sci. and Technol., Shiga, JPN) ,  FUJITA Naonobu (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NODA Takeshi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAMAGUCHI Akihito (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YOSHIMORI Tamotsu (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAMAMOTO Akitsugu (Nagahama Inst. Bio-Sci. and Technol., Shiga, JPN)
資料名： Nature Cell Biology  (Nature Cell Biology)
巻： 11  号： 12  ページ： 1433-1437  発行年： 2009年12月 
JST資料番号： W1369A  ISSN： 1465-7392  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自食は細胞質成分を分解する過程であり,多様な細胞生理機能をもつ。オートファゴソームは二重膜をもち,細胞膜構造の動的再構成によって生じるが,その膜の起源は不明である。今回,電子顕微鏡を用いてオートファゴソーム膜の起源を哺乳類の培養細胞で調べ,小胞体(ER)と分離膜(IM)と称される初期のオートファゴソーム構造との結合を示した。オートファゴソーム形成を傷害するプロテアーゼAtg4B突然変異の過剰発現は,ER-IM複合体の集積を生じた。電子トモグラフィーによって,ER-IM複合体はIMを取り囲む揺りかご様構造を形成するERサブドメインであることを明らかにし,またERとIMの両者は連結していることを示した。

シソーラス用語： 3T3細胞 ,  *食胞 ,  *小胞体 ,  トモグラフィー ,  食作用 ,  電子顕微鏡観察 ,  プロテイナーゼ
準シソーラス用語： NIH 3T3細胞 ,  電子トモグラフィー ,  Atg4B ,  *オートファゴソーム

分類 (2件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C) ,  酵素生理  (EJ02020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 小胞体 ,  サブ ,  ドメイン ,  オートファゴソーム