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J-GLOBAL ID:200902270921631528   整理番号:09A0393487

多様な水田水利用を考慮した分布型水循環モデルの開発(III) - モデル構成と農地水循環量の推定 -

Development of a Distributed Water Circulation Model Incorporating Various Paddy Water Uses PART 3: Structure of the Total Model and Estimation of Agricultural Water Circulation
著者 (5件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 126-140 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: L2597A  ISSN: 0915-1389  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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モンスーンアジア地帯には多様な水田形態,作付体系,灌漑方式を有する水利用が見られるが,既存の水文・流出モデルではこのような水田の多様性は必ずしも考慮されていない.そこで,本稿では,一連の論文の中でこれまで提案している分布型水循環モデルの根幹となるサブモデル(「作付時期・作付面積推定モデル」,「水田水利用モデル」)を含んだ分布型水循環モデルの全体構造を示すとともに,メコン河流域にモデルを適用した結果を述べた.メコン河本川5地点における実測流量と独自に設置した観測データから推定した実蒸発散量の両者によってモデルによる推定結果を検証し,いずれの推定値とも良好な再現性を得た.また,このモデルを用いたことにより,水田水利用に関わる水田作付面積,取水量,土壌水分量などの諸量も任意の時点,地点で推定できることが分かった.さらに,灌漑開発に伴う河川流量への影響を予測した結果,天水田で灌漑開発が進むと乾季流量が大幅に減少するなどの評価結果に見られるように,開発したモデルを用いると,人間活動の農業水循環への影響評価や食料生産への影響予測等が可能となることを示した.(著者抄録)
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分類 (2件):
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農業土木  ,  水文学一般 
引用文献 (40件):
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