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J-GLOBAL ID：200902272260450710   整理番号：08A0153740

ルビジウムマンガンヘキサシアノ鉄酸塩に於ける可視光誘起可逆的光磁気

Visible-Light-Induced Reversible Photomagnetism in Rubidium Manganese Hexacyanoferrate

著者 (9件)： TOKORO Hiroko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TOKORO Hiroko (JST-PRESTO) ,  MATSUDA Tomoyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NUIDA Tomohiro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MORITOMO Yutaka (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  OHOYAMA Kenji (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  LOUTETE DANGUI Edgard Davy (Univ. Versailles St. Quentin en Yvelines, Versailles, FRA) ,  BOUKHEDDADEN Kamel (Univ. Versailles St. Quentin en Yvelines, Versailles, FRA) ,  OHKOSHI Shin-ichi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 20  号： 2  ページ： 423-428  発行年： 2008年01月22日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強磁性および反強磁性相間の光誘起可逆的光磁気を,532および410nmの光を交互に照射されたRb_0.88Mn[Fe(CN)₆]_0.96・0.5H₂O中で観察した。Mn^III-Fe^II(高温(HT))相からMn^II-Fe^III(低温(LT))相への光スイッチングが,Fe^II→Mn^IIIへの金属間電荷移動(MM′CT)遷移を通して起っており,それが光消磁の原因になっていたが,対照的に逆性の光過程がCN^-→Fe^IIIへの配位子・金属間電荷移動(LMCT)遷移を通して起っていた。LT相→光誘起(PI)相およびPI相→LT相間の光定常状態の存在もまた光源変更実験によって確認された。光磁気が幾つかの化合物に於いて観察されたけれども,本事例は強磁性と反強磁性間の光スイッチングの最初のものであった。

シソーラス用語： *シアン酸塩 ,  *ルビジウム化合物 ,  *マンガン化合物 ,  *鉄化合物 ,  可視光 ,  *光照射 ,  可逆変化 ,  *光磁気効果 ,  強磁性 ,  反強磁性 ,  光交換 ,  電荷移動遷移 ,  消磁 ,  電子移動 ,  光誘起電子移動
準シソーラス用語： 光スイッチング

分類 (3件)： 複塩  (CD01060G) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P) ,  その他の光伝送素子  (BD06040S)

タイトルに関連する用語 (6件)： ルビジウム ,  マンガン ,  ヘキサシアノ鉄酸塩 ,  可視光 ,  誘起 ,  磁気