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J-GLOBAL ID:200902272557691296   整理番号:09A0924899

瀬戸内海における溶存無機態リン・ケイ素の季節・経年変動

Seasonal and Inter-annual Variation of Dissolved Inorganic Phosphorous and Silica in the Seto Inland Sea
著者 (3件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 77-83  発行年: 2009年08月31日 
JST資料番号: L3747A  ISSN: 1342-2758  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,瀬戸内海では赤潮・貧酸素化をはじめとする富栄養化問題とノリの色落ちなどの貧栄養化にともなう漁業問題が同時に起きており,各海域における栄養塩動態の解明が重要な課題となっている。本報では,瀬戸内海の各海域における,溶存無機態リンおよび溶存ケイ素の季節変動および1994年から現在(2005年)までの変動傾向を調べた。溶存無機態リン濃度は瀬戸内海全域においてほぼ共通する季節変動を示すことが明らかになった。すなわち,4-8月の間は低水準で推移し,9月に上昇を始めて11-12月に最も高くなり,1月から4月にかけて低下していき4-5月に最も低くなる季節サイクルを示した。溶存無機態リン濃度の季節変動は,溶存無機態窒素濃度のそれともほぼ共通していた。一方,溶存ケイ素では,春季(3-4月)または夏季(7-8月)に濃度が極大になる海域が多く,季節変動パターンが窒素・リンとはやや異なった。また,海域による季節変動パターンの違いも窒素・リンに比べて大きかった。溶存無機態リンでは,溶存無機態窒素において示された全期間(1994-2004年度)を通じた濃度の低下は見られなかった。一方,備讃瀬戸では,溶存ケイ素濃度の11-12月平均値が全期間(1994-2004年度)を通じて有意に上昇していた。(著者抄録)
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