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J-GLOBAL ID：200902273486743580   整理番号：09A1066160

高出力Liイオン二次電池電極材料の開発

著者 (2件)： 森口勇 (長崎大) ,  山田博俊 (長崎大)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 57  号： 11  ページ： 69-72  発行年： 2009年11月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Liイオン二次電池の開発が活発化しているが,高速充放電特性を引き出すには,活物質や導電助剤を含む電極構造や材料の構造制御が必要である。電解質の移動がスムーズな連続したチャネル構造を有し,Li挿入・脱離反応のための界面面積が大きく,電子伝導相と活物質相のナノ複合壁からなるナノ多孔電極材料が,高出力・大容量の性能を引き出す理想電極材料である。TiO₂ナノ多孔体合成時にカーボンナノチューブをあらかじめ混合して得たTiO₂/カーボンナノチューブ複合ナノ多孔体は,高速充放電特性が飛躍的に向上した。ポストLiCoO₂正極材料として期待されるオリビン系化合物(LiFePO₄,LiMnPO₄など)についても複合多孔体が合成された。三次元に連続する導電フレームワーク表面に電極活物質をナノメートルオーダ厚みでコーティングした複合体も研究されている。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *電極材料 ,  制御 ,  ナノ構造 ,  酸化チタン ,  カーボンナノチューブ ,  充放電サイクル ,  リン酸塩 ,  鉄化合物 ,  リチウム化合物 ,  マンガン化合物 ,  三次元 ,  多孔質体 ,  出力 ,  電池容量 ,  酸化バナジウム ,  微細構造 ,  細孔構造 ,  電解液 ,  電荷移動 ,  電気抵抗 ,  構造制御 ,  高出力 ,  活物質
準シソーラス用語： ナノ多孔体 ,  電極活物質

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高出力 ,  Li ,  イオン ,  二次電池 ,  電極材料 ,  開発